自粛によって
あらゆる分野のさまざまなところに害が出ています。



欧州各地でも
都市封鎖が
ほぼ意味がなかったどころか
実は
総合的に判断してみると
相当な有害だったことを示すデータが次々と
発表されはじめてきました。

もちろん
STAY HOMEの有害性も
指摘されています。



何故か
多くの人にとって重要なのは感染者数と死者数だけ。
(一番意味のないところでは・・・)
政治家たちは
感染者数が下がると、人気が上がるので
他はすべて犠牲にしているのが本当のところです。

政治の世界でも
他にどんな悪影響があろうとも
支持率に影響ないから重要視しないのでしょうか。

木を見て森を見ずです。



もちろん
政府もマスコミも
日本では
自粛の有害データなど一切報道されることはありません。


特に
日本の場合には
健康な人は
新型コロナ感染でも
ほとんど亡くなっていない。


人口1万人あたり、
0.06人という
普通の風邪と同じ。



それに比べて
自粛による有害な影響は
はるかに大きすぎるのです。

特に
心身への有害性が
人によっては
どれほど大きなものか・・・・。



今回の自粛による自殺者の増加推定も
推定10~27万人という研究結果です。


今後の姿勢によっては
わずかな数の老人を助けるために
多くの若者の未来を犠牲にしてしまう・・


それは
まるで、
対岸の火事を見て
自分たちが焼け死ぬと脅され
川に全員で飛び込んで
多数の人が溺死するようなものだと思います。





自粛合併症は
数えだしたらキリが無いのですが
そのうちの一つとして
懸念されるのが
子どもたちの近視問題。

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オンライン授業に加えて
タブレットでの宿題
休憩時間には
スマホやゲーム

目を蝕む要素は他にもあります。


ある研究報告があります。

6-7歳の子供たちを対象にした近視の調査では、
シンガポールの子供の近視が、約30%
オーストラリアの子供の近視は、約1%


何がこれほど違うと思いますか?

近視に一番影響していたのは、
「子供が外で遊ぶかどうか」

だったのです。


米国医師会雑誌JAMA誌(The Journal of the American Medical Association)
2015年9月15日号に
子供の近視と外遊びの関連についての論文が掲載されました。

中国中山眼科センターによる研究論文です。


小学1年生の子供たちを対象に、
外遊びの時間を増やした場合に、
近視発症率にどのような影響が表れるかを無作為比較試験を用いて調べています。

中国広州の小学校12校を無作為に2つのグループに分けました。

外遊びの時間を意図的に増やしたグループ

外遊びの時間を今まで通りにするグループ


その結果、
学校での外遊び時間を40分増やした子供たちは、
その後3年間のうちに近視になる率が3割近く少ないことが明らかとなりました。


外でよく遊ぶ子供たちは、
あきらかに近視になりにくかったのです。

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冒頭のオーストラリアとシンガポールの調査でも、
両国をさまざまな項目で比較されました。

そして
最も著しく違った点は、
外で遊ぶ時間の長さでした。

シンガポールの子供が毎日外にいる平均時間が30分だったのに対し、
オーストラリアの子供は毎日平均2時間でした。

オーストラリアの子供たちには近視が少ない理由は
外で遊ぶことにあったのです。



つまり
家の中で自粛する時間が長くなるほど
近視になってしまう
ということ。


この傾向に
民族・人種的な要素は関与していませんでした。



子供たちが、
外で遊び、
夕暮れになったら家に帰る。

当たり前のことだと思っていたら、
最近は、当たり前ではなくなりました。





子供たちは
外遊びを通して
健全な友人関係を学び
自発的にさまざまな遊びを考案し、
好奇心を膨らませ
創造性を豊かにしていく。

その自由時間の中で感情や人格を発達させていくものです。


そんな貴重な時期に
大人の理不尽な都合でSTAY HOMEなどと
子供たちの公園や学校を閉鎖して
家に閉じ込める。

とても大切な時期に
子供たちの素晴らしい発達の機会を
奪ってしまっている。

子供たちがストレスを感じるのは
当たり前です。



以前も書きましたが、
学校閉鎖が感染対策に無意味であったとする大学の研究報告もでています。

それなのに
政治家たちの関心は
感染者数ばかりに囚われたまま。


感染数だけに囚われ
見えない部分を犠牲にして
ずっと後で
その有害性を認めても遅いと思います。


自粛を決める人たちは
何ら自粛の影響を受けない人たちばかり。


この後で
また第二波、第三波が来た時も
躊躇なく
自粛を強要していくのでしょうか。


そんな自虐的なことを
いつまで続けるのでしょう?



視野を拡げて物事を見ていきたいものです。




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