昆布
美味しい日本食には欠かせない
隠れた名品です。

日本は
世界で6番目に長い海岸線を有しています。
さらに南北に長い日本列島に
寒流と暖流がぶつかるため
沿岸部の海藻が豊富な国です。
世界の海岸線の2~3%ですが、
世界の海藻類の15%が生育しています。
その海藻類の花形ともいえる存在が
「コンブ」です。
コンブがあるからこそ
美味しい日本食が発展してきました。
コンブといえば
一般的には
コンブ科コンブ属の海藻で
よく使われるものには
マコンブ、リシリコンブ、オニコンブ、ナガコンブ、ホソメコンブ
などがありますが、
これらのほとんどは
東北地方から北海道沿岸に集中して生育しています。
それは
コンブが
冷たい海水温でよく生育できるからです。
でも
最近コンブが高いって感じませんか?
確実に減少しているのです。
1995年に年間2万8千トンあった収穫量が
2019年には年間1万3千トンと半分以下に激減しています。
海水温の上昇がその一因です。
温かい対馬海流の勢いが強まり、
太平洋岸を流れる冷たい海流の親潮は
沿岸部から離れて流れる傾向がでてきました。
このまま日本の沿岸部の海水温の上昇が続くと
今世紀中には
北海道の海水温は
現在の東京湾と同じになり
その場合
日本沿岸のすべてのコンブが絶滅します。
美味しい日本食には欠かせない
隠れた名品です。

日本は
世界で6番目に長い海岸線を有しています。
さらに南北に長い日本列島に
寒流と暖流がぶつかるため
沿岸部の海藻が豊富な国です。
世界の海岸線の2~3%ですが、
世界の海藻類の15%が生育しています。
その海藻類の花形ともいえる存在が
「コンブ」です。
コンブがあるからこそ
美味しい日本食が発展してきました。
コンブといえば
一般的には
コンブ科コンブ属の海藻で
よく使われるものには
マコンブ、リシリコンブ、オニコンブ、ナガコンブ、ホソメコンブ
などがありますが、
これらのほとんどは
東北地方から北海道沿岸に集中して生育しています。
それは
コンブが
冷たい海水温でよく生育できるからです。
でも
最近コンブが高いって感じませんか?
確実に減少しているのです。
1995年に年間2万8千トンあった収穫量が
2019年には年間1万3千トンと半分以下に激減しています。
海水温の上昇がその一因です。
温かい対馬海流の勢いが強まり、
太平洋岸を流れる冷たい海流の親潮は
沿岸部から離れて流れる傾向がでてきました。
このまま日本の沿岸部の海水温の上昇が続くと
今世紀中には
北海道の海水温は
現在の東京湾と同じになり
その場合
日本沿岸のすべてのコンブが絶滅します。
もうすでに
北日本沿岸の一部では、
コンブが他の海藻と入れ替わってしまった場所も出ています。
コンブは直接食べる
というだけでなく
出汁というとても重要な役割を担ってきました。
それが無くなると
料理の見た目は同じでも
全く違うものになってしまうでしょう。
同じようなことが
コンブだけでなく
そして
物質世界だけでなく
エネルギーの世界でも起きています。
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コンブは直接食べる
というだけでなく
出汁というとても重要な役割を担ってきました。
それが無くなると
料理の見た目は同じでも
全く違うものになってしまうでしょう。
同じようなことが
コンブだけでなく
そして
物質世界だけでなく
エネルギーの世界でも起きています。
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コメント
コメント一覧
様々なものが別々に存在しているのではなく、重なりあって全体が調和している様。
般若心経に興味を持った頃、『無』や『色』というものへのイメージとして、『無』は全ての下地として存在物と重なる様にして常に在るもの、という感覚を持ちました。
絵で言うところのスケッチブック。その紙の白色の上に、様々な色が重なっているんだと。みんなその紙の上に在るのに、何色か、何を形作っているかにばかり意識が向いてる。
昆布のお出汁の中にいることを忘れ、自らの味に拘り、酔いしれてる素材。火や水の力を借りて、それぞれの旨味を活かし合えば、美味しい料理へと早変わり。
修理といい、料理といい、『理』の入る言葉って奥深いですね。
脱線もいいとこのコメント、お許し下さい。
今日もたくさんの気付きを、ありがとうございます。
カルシウムは牛乳の5~6倍
食物繊維やカリウムは、腸内環境を整えて
コレステロールや中性脂肪の蓄積を防ぐ役割りをしてくれます。
身体の内外からのデトックス効果として
ダイオキシン、食品添加物、電磁波などの有害物質の除去効果があり、
また、コレステロールや乳酸、活性酸素も抑えてくれる
まさに現代人になくてはならない縁の下の力持ちだと思います。
羅臼の海産物を売るお店の人曰く
近年コンブが採れなくなってどうしても値段が高くなるとのこと
いま 日常の暮らし自体がそれぞれたいへんなことと思いますが、自然界からの数多の恩恵があってこそ わたしたちは生かして頂いていることを覚えていたいです。
はっきりと目には見えないものは
『あってアタリマエ』となりがちです。
自分のなかで より大きな視座をもって
意識や関心を向けていくこと
自分のなかの感受するちからを磨いていくこと
感じたこと、思いついたことを
行動していくことだと感じました。
毎日の炊事でつい忘れてしまう
生活排水への工夫、
継続はちからなり。
思い出させて頂きました。
ありがとうございます。
どの様な事なのか想像できません。知りたいです。
ノルウェーの企業が、ウニの養殖を始めて、ウニのご飯になるカリカリ昆布?を生産していました。大分県の企業が、提携してウニの養殖を始めるそうです。
近年、天然のウニは、身が入っていないものが多くて養殖のウニは身が入っていて美味しいのだとか(私は生もの苦手なので、わかりませんが)。
そのうち昆布も養殖になるのでしょうか・・
昆布出汁は和食にかかせませんね。昆布ベースの薄味の関西のお出汁がなんといっても和食ではベストです。