8月12日は、世界ゾウの日。

2012年にタイのゾウ保護団体などが発起人となり
世界のゾウたちの現状や保護を訴えるために
制定されました。

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ゾウは
とても美しい動物です。


人の手によって
次々と殺され続け、
しっかりとした対策が無ければ
地球上から絶滅する怖れがある生き物です。

今回ここに掲載した写真は
2016年9月に南アフリカで開かれた
「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約 」
締約国会議で展示された写真集です。

マーティン・ミドルブルックさんが撮影しています。
 
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美しいです。

そして
とても優しい目をしています。

こんな美しい生き物を
人の快楽のために皆殺しにするなんて・・。



ここからは私の写真です。
はっきり言って上手くありませんが。

ゾウさんの鼻のアップ。
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目と鼻の根元
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いまだに日本は
ゾウの密猟に加担している国です。


多くの国が象牙取引の全面停止をする中。
日本は今や
野生のゾウを殺す原因となっている象牙取引大国の一つ

違法取引をしっかりとは行わずに
事実上
黙認する国になっています。



日本政府は
いまだに日本での象牙取引を
表向き上は許可制として容認していますが、
実際に
違法取引対策が杜撰であり
違法象牙の温床になっていることが
環境団体の覆面調査でも明らかになり、
国際社会からも批判を浴びています。


1990年に象牙の国際取引が禁止されて以降、
日本だけは、
禁止以前に輸入されたものに関しては、国内で取引できる規則になっています。

それにしても
すごい流通量。

インターネットで象牙の販売やオークションを見ても
日本では大量の象牙が販売されています。

環境保護活動を行っている団体「Environmental Investigation Agency(EIA)」 が、
日本で象牙取引業者に扮して覆面調査を行いました。
そして
37の象牙取引業者に接触したのです。


その結果、
ほとんどの日本の業者が
違法な手段を使った取引に
合意していることが判明しました。


未登録の象牙を買うことに同意したり、
偽の書類を作成し違法な象牙を合法なものと偽装して登録するよう頼んできたのです。


日本の環境省は、
この不正な取引があることをすでに知っています。

残念なことに
それを知りながら、
違法取引を黙認し
登録制度の廃止や国内取引の閉鎖などの違法取引への規制強化は考えていないのです。


登録証などは今のパソコンでも簡単に偽造出来てしまうのです。


私も
実印を作る時に
印鑑屋さんからは
象牙を勧められました。


私たち一人一人が象牙製品を買わないことが大切です。




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