抗生物質


自己治癒のできない細菌感染に
有効な治療法の一つです。

でも、
無差別に飴玉のように処方される現代日本の医療では

耐性菌の出現や
さまざまな副作用の問題、
新しい病気の発現を誘発、
正常な細菌叢を破壊するなど

いろいろな有害性も指摘されています。


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今まで
抗生物質の悪影響については
主に
腸内細菌叢のバランスを乱すことに重点が置かれていましたが
最近になって
全身の影響が知られるようになり、
研究されはじめています。



そして
ドイツの研究チームによって

抗生物質は
大脳辺縁系の海馬の若い脳神経細胞の成長を阻害する
可能性があることが判明しました。




fresciencedaily.com




この脳の海馬という領域は
記憶や空間学習能力に関わる脳の最も重要な器官の一つです。

この部位が
抗生物質によって
正常な機能を阻害されてしまうかもしれないことが判明。


海馬は
アルツハイマー病における最初の病変部位でもあり、
うつ病で最も影響を受ける部位でもあります。


海馬のダメージを防ぐには

本当に必要な時にだけ適切な量と適切な期間、抗生物質を服用する
プロバイオティックスを飲む
適度な運動をする

ことが推奨されています。


海馬は
人がこの地上に生まれてきた目的を達成するために
とても重要な役割を担う部分です。



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