神の詩 第一章第四節
このあと、
この戦いに参加する人たちの紹介があります。
なぜかここを読み飛ばす人は多いのですが
日々、瞑想を行い
すべての所作を大切にする人にとっては
重要な個所です。
それら戦士たちは、
人の心の中にあるさまざまな性質を表しているものです。
まずは、
パーンダヴァ側から
これらの戦士たちは
人が神と合一するために必要な資質でもあります。
この戦いに参加する人たちの紹介があります。
なぜかここを読み飛ばす人は多いのですが
日々、瞑想を行い
すべての所作を大切にする人にとっては
重要な個所です。
それら戦士たちは、
人の心の中にあるさまざまな性質を表しているものです。
まずは、
パーンダヴァ側から
これらの戦士たちは
人が神と合一するために必要な資質でもあります。
「ここには、勇猛な戦士アルジュナやピーマに匹敵する弓の達人達がいる。ユユダーナ、
ヴィラータ、偉大な戦士ドルパダ、(四)」
「ドリシタケートゥ、チェーキターナ、勇猛なカーシラージャ、プルジッ卜、クンティボージャ、勇者シャイピャ、(五)」
「勇猛なユダーマニュ、勇敢なウッタマウジャ、スパドラーの息子、ドラウバディーの息子達。すべてが戦車に乗る偉大な戦士である。(六)」
ここも解説が長くなる節ですので、
簡略化して進めていきましょう。
ここの節をしっかりと深く理解しているかどうかで
残りの理解できるかどうかが
決まります。
ここの解説を元にして
各自で
深く探求する必要があります。
これらの人物たちは、
すべて一人の人間の中に存在するさまざまな性質の象徴です。
すべて一人の人間の中に存在するさまざまな性質の象徴です。
これはサンスクリット語の語源により暗喩表現されています。
ここで少しアルジュナ軍の人物を見てみましょう。
ユユダーナYuyudhanaは、
サンスクリット語のyudh(戦う)、sadhana(霊的修練)という意味があります。
霊的修練のために戦うことの象徴です。
サンスクリット語のyudh(戦う)、sadhana(霊的修練)という意味があります。
霊的修練のために戦うことの象徴です。
ヴィラータVirataは、
サンスクリット語のvi-raj(法則、支配、輝かしい方へ向かう)などの意味があります。
これはサマーディに向かう状態を表しています。
サンスクリット語のvi-raj(法則、支配、輝かしい方へ向かう)などの意味があります。
これはサマーディに向かう状態を表しています。
ドルパダDrupadaは、
サンスクリット語のdru(加速する、ペースを速める)とpada(歩み)を合わせた言葉です。
これは霊的目標に向かっての歩みを早めるために、
物質的な執着や感覚器官の制御を強化する役割を担っています。
サンスクリット語のdru(加速する、ペースを速める)とpada(歩み)を合わせた言葉です。
これは霊的目標に向かっての歩みを早めるために、
物質的な執着や感覚器官の制御を強化する役割を担っています。
カーシラージャKashirajaは、
サンスクリット語のkasi(素晴らしい)、raj(支配する、君臨する)に由来します。
正しく光の道を歩むということを意味します。
霊性進化の道に潜む多くの躓きの元となる罠にひっかからないようにする役割を担っています。
サンスクリット語のkasi(素晴らしい)、raj(支配する、君臨する)に由来します。
正しく光の道を歩むということを意味します。
霊性進化の道に潜む多くの躓きの元となる罠にひっかからないようにする役割を担っています。
チェーキターナChekitanaは、
サンスクリット語のchit(現れる、思えておく、記憶)という意味があります。
霊的な記憶を象徴しています。
チェーキターナは、
神を忘れてしまった幻想(マーヤ)の世界と肉体を自分だと勘違いする状態から
霊的記憶を呼び起こさせる役割を担っています。
サンスクリット語のchit(現れる、思えておく、記憶)という意味があります。
霊的な記憶を象徴しています。
チェーキターナは、
神を忘れてしまった幻想(マーヤ)の世界と肉体を自分だと勘違いする状態から
霊的記憶を呼び起こさせる役割を担っています。
勇敢なウッタマウジャUttamaujasは、
サンスクリット語のuttama(首長)、ojyas(エネルギー、力)を合わせた言葉です。
霊的進化において、
エネルギーを正しい方向へとコントロールすることはとても重要になります。
これらの戦士は
人が霊性を高めていく上で
必須の項目になっていきます。
その一つ一つを
読む人は
読むだけではなく、
自分の中に見出して
活かしていかなければなりません。
そのような意味で
この節を
さっと
読み飛ばしてはいけないのです。
読み飛ばしてしまうのであれば
聖典の意味を全く理解していないことになります。
バガヴァッド・ギーターは
特に
ヨーガの先生であれば
絶対に必要な書になりますので、
ヨーガを正しく教えるのであれば
是非読んで理解していただきたいです。
「ヨーガ・スートラ」をヨーガの理論だとすると
「バガヴァッド・ギーター」はヨーガの実践の書。
まだ続きますが、
細かすぎる解説の回では
閲覧数が激減するので、
省くか
少しここで休憩しましょう。
今のところ
閲覧数から見た脱落率80%。
まだ第一章を始めたばかりのところで、
ほとんどの人は
脱落しています。
まだ私についてこれますか?
今日もありがとうございます。
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サンスクリット語のuttama(首長)、ojyas(エネルギー、力)を合わせた言葉です。
霊的進化において、
エネルギーを正しい方向へとコントロールすることはとても重要になります。
これらの戦士は
人が霊性を高めていく上で
必須の項目になっていきます。
その一つ一つを
読む人は
読むだけではなく、
自分の中に見出して
活かしていかなければなりません。
そのような意味で
この節を
さっと
読み飛ばしてはいけないのです。
読み飛ばしてしまうのであれば
聖典の意味を全く理解していないことになります。
バガヴァッド・ギーターは
特に
ヨーガの先生であれば
絶対に必要な書になりますので、
ヨーガを正しく教えるのであれば
是非読んで理解していただきたいです。
「ヨーガ・スートラ」をヨーガの理論だとすると
「バガヴァッド・ギーター」はヨーガの実践の書。
まだ続きますが、
細かすぎる解説の回では
閲覧数が激減するので、
省くか
少しここで休憩しましょう。
今のところ
閲覧数から見た脱落率80%。
まだ第一章を始めたばかりのところで、
ほとんどの人は
脱落しています。
まだ私についてこれますか?
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コメント
コメント一覧
ますます面白くなってきました。自分の中でしっかりと消化していきます。
ありがとうございます。感謝しかありません。
まず、初めることから始めてみれば良かったのかなと思います。
そんななか、森井先生の解説によりバガヴァッド・ギーターに初めて接することが出来る私は幸せだと感じています。
ありがとうございます。
休憩を挟みながらでも、是非続けて頂けると有難いと思っております。
よろしくお願い致します。
森井先生の詳しい解説で読めるのは本当にラッキー!で、
ありがたいです!!
ブログでの継続が難しいのでしたら、図々しい様ですが、ヴァガバットギータ教室をしていただけたらこの上なくありがたいです!
しかし森井先生のご都合ありますので無理は言えませんが、私は有料ででも読みたいです。
私が何度となく目の当たりにしてきた
兄弟間の争いや物質的な問題に似ている
ところ、私の中で起こっている心の動きと
物語を照らし合わせて、この先どのように
導かれるのか毎日ブログの更新を楽しみにしています。ありがとうございます。
優しく語りかける口調で
解りやすく丁寧に教えてくださるので
ついていけます。
1日三回は最低でも開いて読んでいます。
先生に習ったように、時間をとつて読み進めています。たとえ数行でも。
読み進める中で、過去の自分に出会い、今の自分に出会い、向き合い、その先の道標を見つけ、何とか歩んでおります。一進一退ですが。
正しく私は、読み飛ばしておりました。(笑)
恥ずかしながら、まだ入口にも立っていない様です。
先生がサンスクリット語から学んでいらっしゃった意味が、ようやく分かりました。カタカナの羅列にしか見えていない登場人物から紐解けるものは少ないのかも知れません。
一語一句、噛み締め、味わいながら。
そこへ挑む私の在り方を、もう一度見つめます。最高に楽しいです。
実践の書。迷ったとき開くと、そこに今の答えに繋がるものと出会えます。ありがとうございます。
ありがとうございます。
この幸運、こんなチャンス。。この機を逃しちゃもったいない( ; ; )
私ももちろんついていきます。
「バガヴァッド・ギーター」の解説本も執筆していただきたい願望もあります。
先生のご都合もあるかと思いますが、最高峰の読み解き、心待ちにしております。
この学びで毎日の心の在り方が変化しています。
わき道ばかりに気をとられていた生き方でしたが
やっと正道の入り口を見つけられた心境です。
迷い子にはもうなりたくありません。
是非最後までバガヴァット·ギーターを学ばせて
いただきたいです。
難しいですが自分なりに頑張ってついていっております。
是非引き続きよろしくお願い致します。
ますます面白くなってきました!
サンスクリット語、深いですね。
こんなバガヴァッド・ギーターの解説初めてです。
先生のご都合もあるかとは思いますが、連載終了後ぜひ書籍化してほしいです。
ますます面白くなってきました!
サンスクリット語、深いですね。
こんなバガヴァッド・ギーターの解説初めてです。
先生のご都合もあるかとは思いますが、連載終了後ぜひ書籍化してほしいです。
ますます面白くなってきました!
サンスクリット語、深いですね。
こんなバガヴァッド・ギーターの解説初めてです。
先生のご都合もあるかとは思いますが、連載終了後ぜひ書籍化してほしいです。
脱落はしていません。
只、やたらと、勉強、覚えたいことが押し寄せてきています。
若かりし頃、あっつ、覚えなくても神様が事前に教えてくれる!と、思ったことがあったり、学校に行こうとしたら、必要ない、あなたは手が勝手にいくでしょうとか、言われたり、根気がなくて都合の良い言葉でしたが、学んでいたらきっと増上慢になっていたのでしょう。
興味、流れのままかじっていましたが、今、本気で学びたい、必要を感じています。どれもよけたくない。
だって、ついていけないなんて、くやしい!?
実は、悔しいという気持ち、初めてのような気がします。残念に似ていますね。
嫉妬心を初めて知ったときは、嫉妬されてる?なぜ?逆でしょう?と不思議に思いましたが、
そしたら私にも嫉妬心が。えっつ、嫉妬って、こんなに苦しいの~~と、思ったら、その人が気の毒に思いました。そしたらすぐ消えた。
今は、脳力のある人に、時折、微かに感じるかも、
(嫉妬とは、自分と同等と思っている人にしか感じないのかも、同等の(人がいなかった?。)ものに巡り合っている?今に、感謝と、驚きです。
なので折角のチャンスなので脱落するのは悔しいです。
でも、やはり勉強は必要ですね。だって、語源がわからないと、読み解けないなんて、
でもそれを教えてくれる人とともに、巡り合っているのですものね。
ブログの閲覧者が激減しているとのことですが、それは、森井先生の解説が、地球上最高峰のバガヴァッド・ギーター解説であることの証明ではないでしょうか?
何しろ聖典が明示しています。100対5だと^^
このギーター解説に触れてから、真我と自我の間で揺れている自分を、繊細に、より繊細に観察するようになりました。
「自分は今日、何をしたのか? 生きる目的に沿う思い、ことば、行動をしたか」も内観しています。
普通なら読み流してしまうような名前にも深い意味があり、一言一句、丁寧に観ていくことが大切なこともわかってきました。
森井先生は、霊的な道を歩む私たちの希望の光です。
これからもよろしくお願い申し上げます。
先生の霊的な解説を読むと、自分の中に多くの登場人物が存在していることに気づかされます。名前ひとつひとつに意味があることで、すべては自分とつながっているのだと感じています。霊的進化に向かっている只中にいるのだと実感しています。
ありがとうございます!
よろしくお願いいたします。
とってもおもしろく、時間を忘れながら読んでいます。
同じように先生のブログも楽しく拝読しています。内容がとてもリンクし、本を読んでいるのと同じ感覚を覚えます。
「バガバッドギーター」の解説を読みながらヨガナンダ氏の顔がなぜか浮かんできます。
本がブログの解説を補助してくれてるような感じです。ちょうどいいタイミングで本を読んでるな、という感じです。
毎日続きを楽しみにしています。
先生の深い洞察に感嘆と感動です。
既に朝一番の楽しみとなっております。
ありがとうございます。
自分ひとりでは絶対に読めないバガヴァットギーターを先生のおかげで知ることができます。
閲覧そんない減っているのでしょうか。面白いです。
私はしっかり読めているとは言えない状態ですが、それでも、私なりに嬉しく付いて行かせて頂いています。
私達のためにありがとうございます。
はい、ついていきます!
森井先生からの解説を元に、
今後もガーターを読む気持ちになれそうです。
ここでやめたら、この先、このギーターという
素晴らしいと言われている聖典を
また読む気持ちになるのに、時間がかかりそうです。
正直、わからない点も多くありますが、、、、(笑)
でも、、、、
森井先生の解説がなければ、
そもそも、わからない前に、
何が書いてあるものなのか、
それすらもわからない状態ですので、
森井先生からの
「この部分はこういうことが書いてあります、
具体的には、、、」
ということだけでも、
後々いきてきそうな気がしています。
そのため、わからないなりに、
拾えそうなところは、拾っていきたいと思います。
このたびは貴重な機会に感謝いたします!
今後とも、よろしくお願いいたします!
身の回りの様々なことが、クリアに繋がり始めています。
今が、その時期であると強く感じています。
ひきつづきよろしくおねがいいたします。
いきなり心の中に入り込んでいくのです。
私がこのことを確信したのは、まぁまぁ最近です。(笑)
サンジャヤが公平に純粋にありのままを観る心の目だということがしっくりきた瞬間に。
あの瞬間は嬉しかったなぁ♡
先生の解説にサンジャヤの性質について書いてあるのですが、そのことと1−1で盲目の心であるドリタラーシュトラが「サンジャヤに問う」ていることと、結びつかなかったのでした。
今では、詩節の最初に「サンジャヤ(が言った)」の一語がでてくると、もうキュンキュン反応しちゃいます。
ドリタラーシュトラ側の感覚(マナス)に王国が支配されてしまうと、神意識に戻るために必要なパーンドゥ側の識別力・知性(ブッディ)は王国を追放されてしまう。
その失われた王国を取り戻す(=肉体と心を物質的な性質から霊的性質に完全に入れ替える)
には、12+1年かかる。
パーンダヴァ兄弟が追放されている間にした、サマーディに至るまでの精神的鍛錬の方法で、
神意識(シャンタヌ王)から降下して、肉体意識(物質界)にのみ込まれていくさまを表した、
ギーターの家系図を、下から上に逆に昇っていかなければならない。
そのとき、パーンダヴァ兄弟の霊的資質と母であるクンティの生命エネルギーがパーンドゥ王(ブッディ)の元で結集されると、無智を取り払うための識別力が引き出され、感覚に支配された王国を取り戻せる……
カウラヴァ軍とパーンダヴァ軍の戦士たちについては、整理してからまた書きます。