神の詩 第二章第三十節

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「万人の肉体に宿る者は永遠に殺されない。だから、汝は何物についても嘆くべきでは
ない。(三十)」

万人の肉体に宿る者とは、
魂、
真我
のことを示しています。

バナヴァッド・ギーターの中でクリシュナは、
真我のことを
さまざまな言い方で表現しています。

真我、
純粋意識、
絶対者(ブラーフマン)、
大自在天(イーシュヴァラ)
など。

これら呼び名がたくさんあるというのは、
すべて
一つの言葉では表現しきれない
という理由があります。

また
さまざまな表現を使うことによって、
読み手に、
より注意深く、
繰り返し読ませて
深い理解へ達してもらう意図があります。


人は、
人生の中で
大きな変化を怖れる傾向があります。

何事も変わらずに、
平安無事に過ごしたいと願っています。

それでも、
さまざまなことが起こります。

でも、
何があっても
真我は傷つくことがありません。


それを理解すれば、
何物についても嘆くことがなくなっていくはずです。

「万化を楽しむ。」
(大宗師篇)荘子の言葉。


万化を楽しみましょう。
すべてが
魂の栄養素です。



次は

「汝自身の任務を考慮しても、動揺するべきではない。クシャトリヤ(戦士)にとって、
正義の戦いに勝るものは他にないからである。(三十一)」


よく内観してください。










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