ラハユ。

彼女は、
赤ちゃんのうちに両親も
安住の住処も
視力も
失ってしまいました。
980xINTERNATIONAL ANIMAL RESCUE

ラハユは、
動物保護団体インターナショナル・アニマル・レスキュー(IAR)の救急に搬送されてきました。

救出された地域は
インドネシアのパーム油プランテーションのために
森林が破壊されたばかりの場所。

現地の村人の話では、
木を切り倒している最中に落下してきたといいますが、
実際にどのような経緯があったのかはわかりません。

ラハユの皮膚はとても柔らかく、
森の中で育ったオランウータンの皮膚の状態ではなかったからです。



拉致したものの、
目が見えないので
手間がかかり、
捨てられた可能性もありました。



ラハユが救出されたとき、
瞬きがありませんでした。
そして、
目の前の食事が見えないようでした。







獣医師の診断の結果は
脳マラリアでした。


この病気は、
侵された脳の領域によって
さまざまな神経症状を呈します。


治療が開始されてからは、
ラハユの状態は
見違えるように改善しました。



困難な状況を経験したラハユは、
最終的に
視力を取り戻すことが出来ました。


980x (1)INTERNATIONAL ANIMAL RESCUE


現在ラハユは、
野生に帰るための訓練を受けています。


ラハユは、誰とでも仲良くでき、
そして
自分の主張もしっかりと表現できる子に育ちました。

脳マラリアの後遺症も、
ほとんどないように見えます。

980x (2)INTERNATIONAL ANIMAL RESCUE

ラハユは、
ベストなタイミングで救出され、
視力を回復することができました。







万物万象は
不可視レベルで相互に複雑に関連し、
影響し合っています。



助ける方も
助けられる方も
すでに
見えない世界での繋がりをもって
それを
物質界で表現していくことになります。





ラハユも
深いレベルで助けを求める波動を出して
その波動を受け取った人たちがいる。





蓋然的(がいぜんてき)
という言葉があります。 
 
ある出来事が起こりうると考えられるという
ほぼ確定的ではあるけれど、
ある程度変更の余地を持った状態です。 
 


物質世界に顕現する前の出来事で、
エネルギー状態においては
まだある幅のバリエーションが存在する状態です。 
 

そのような蓋然的な状態の中から
私たちは自らの意志で 
物質世界に具現していくものを誘導し
必然的な状態に導いています。 



そうして、 
エネルギー世界での事象の一つが 
この物質世界で具現化しています。 


だから、
未来予測や預言というものが
ある程度の範囲内において可能となります。



でも
どんなに優れた能力であっても、
当たることもあれば
外れることもあるのは、
物質世界に具現化する前の
蓋然的なエネルギー状態を読むために
それに関わる多くの意識の影響を受けるためです。




エネルギー世界でさまざまな事象を創造していくのも 
現実世界に具現化するのも 
すべては意志によるもの



強く
明確な意思があれば
具現化していく。 




これが、 
自分の思いが現実を作っている
ということの真相です。 


多くの人が
強く思いやりの気持ちをもったら
万物万象に対する愛を強めたら
どれだけ素晴らしい世界へと変化していくことでしょうか。





君が代から神が代へ 上巻
森井 啓二
きれい・ねっと
2018-12-18






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