2020年のパンデミック騒動によって
世界では
少なくとも
大うつ病性障害患者が5,300万人超増加、
不安障害患者が7,600万人超増加しています。

特に
女性と若者で影響が大きいことが判明しています。

これは
オーストラリアのクイーンズランド大学の研究です。

日本の子供たちの自殺と不登校も
急増しています。



ブドウでうつが改善するという話もあります。

ブドウでうつが良くなるの?

ブドウに含まれるポリフェノール化合物ジヒドロカフェー酸とオエニンが
うつ病の改善に良いと言われていますが
そのメカニズムの一端が判明しました。

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米国マウントサイナイ医科大学の研究チームが報告しています。

人工的な化学物質ではなく、
天然の物質が
うつ病の根底にある発病メカニズムに作用し、
効果を発揮することは
よいことです。



毎年多くの人がうつ病を発症しています。
そして
増加傾向にあります。



従来の化学合成した薬物での治療では
患者の約半数は一時的に症状が抑圧できるものの
重い副作用や潜在的な副作用を伴うことが多いのが現状です。



うつ病の発症には、
複雑な精神を病んでいくプロセスが関係しています。

現在有効とされる抗うつ薬の大部分は
セロトニンやドパミンをはじめとする神経伝達物質を制御する系統を標的としています。
神経細胞の炎症やシナプスの適応不全などは標的としていません。


過去の研究から、
ブドウ由来のポリフェノールが
うつ病の症状の抑制に有効であることは判明していましたが、
そのメカニズムは解明されていませんでした。


今回の研究では、
ストレス誘発性うつ病マウスモデルを用いています。

コンコード種のブドウジュース、
種子エキス、
ブドウ由来ポリフェノール製品

を組み合わせて、
うつ病からの回復力を促進する効果があることがわかりました。
 

これらは
炎症性物質インターロイキン(IL)-6を減少させ
Rac1遺伝子の発現に影響を及ぼす転写活性化因子を脳内で増加させ
うつ病の改善に繋がっている
ことを突き止めました。


これらの効果は従来の医薬品では無かった部分であり
ブドウ由来のポリフェノール化合物を使うことによって、
うつ病の新たな治療が期待できるようです。


あらゆる食べ物にはさまざまな薬効がありますが、
現代科学ではまだ全く把握出来ていません。

ブドウもそう。
ようやく一つ一つの成分は少しづつ検出され、
薬効を確認されはじめていますが、
全体像は謎のままです。

人にはよいブドウも
犬には毒。
それも
なぜ毒なのかさえ
まだわかっていません。



うつの治療に
もちろん食べ物は重要です。

そもそも病気の治療に
薬と食べ物を分けるのは不自然なことですから。


でも
うつの治療には
薬や食べ物だけではなく
もっと根本的なアプローチが必要なのは
言うまでもありません・・・。


心のケアは
眼に見えないだけに
おろそかになりがちです。




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