続きです。
どの分野でも、
崇高な理念を持って極めれば、
霊性進化の道へと繋がることが出来るはずなのですが、
いつの時代においても
真の霊性への目覚めなく「教師」が「師」となることはありません。
崇高な理念を持って極めれば、
霊性進化の道へと繋がることが出来るはずなのですが、
いつの時代においても
真の霊性への目覚めなく「教師」が「師」となることはありません。
師は、
師ではなく、
真我を伝えるための媒体
として存在します。
そのため、
師は自ら「師」であると
名乗ることは
通常ありません。
師ではなく、
真我を伝えるための媒体
として存在します。
そのため、
師は自ら「師」であると
名乗ることは
通常ありません。
師は、
人が忘れてしまった本当の姿、
神聖なる本質を思い出させてくれる存在です。
幻想(マーヤの)の世界で
長い眠りの中で儚い夢を見ながら苦しむ人を、
目覚めさせて
神への道を示してくれる人です。
人が忘れてしまった本当の姿、
神聖なる本質を思い出させてくれる存在です。
幻想(マーヤの)の世界で
長い眠りの中で儚い夢を見ながら苦しむ人を、
目覚めさせて
神への道を示してくれる人です。
人は
誰でも
地上に生まれてくる時に、
自分の本当の姿を忘れているものです。
誰でも
地上に生まれてくる時に、
自分の本当の姿を忘れているものです。
「みにくいアヒルの子」
という童話があります。
という童話があります。
昔々、ある所に、御堀に囲まれた古いお屋敷がありました。
その御堀の中の池に住むあるアヒルが卵をたくさん産みました。
お母さんとなったアヒルは、
毎日卵を温めていると、
次々と可愛い雛たちが生まれてきました。
その御堀の中の池に住むあるアヒルが卵をたくさん産みました。
お母さんとなったアヒルは、
毎日卵を温めていると、
次々と可愛い雛たちが生まれてきました。
雛たちは、
黄色いふわふわの羽毛に包まれた身体に白い羽毛が混ざってクリーム色となり、
可愛いピンク色のくちばしをしていました。
黄色いふわふわの羽毛に包まれた身体に白い羽毛が混ざってクリーム色となり、
可愛いピンク色のくちばしをしていました。
でも、
最後に一つだけ、
大きな卵からはなかなか雛が出てきません。
最後に一つだけ、
大きな卵からはなかなか雛が出てきません。
しばらく経って、
ようやく卵から出てきたのは、
一回り体の大きく灰色の醜い雛でした。
ようやく卵から出てきたのは、
一回り体の大きく灰色の醜い雛でした。
醜いアヒルの子は、
その容姿が他の雛と違うことから、
どこに行ってもアヒルたちから嫌われました。
初めのうちは必死でかばっていたお母さんアヒルも、
次第にかばわなくなっていました。
その容姿が他の雛と違うことから、
どこに行ってもアヒルたちから嫌われました。
初めのうちは必死でかばっていたお母さんアヒルも、
次第にかばわなくなっていました。
ついに、お母さんアヒルが
「お前は本当に汚い色の子だね。どこか遠い所へ行ってくれたらいいのに。」と、呟いてしまいました。
「お前は本当に汚い色の子だね。どこか遠い所へ行ってくれたらいいのに。」と、呟いてしまいました。
これを聞いた醜いアヒルの子は、
御堀から家出して、
あてもなく大きな川へとやってきました。
御堀から家出して、
あてもなく大きな川へとやってきました。
そこで醜いアヒルの子は、
今まで見たこともないような美しい鳥たちを目にしました。
それは、
遠い国から渡ってきていた白鳥の群れでした。
今まで見たこともないような美しい鳥たちを目にしました。
それは、
遠い国から渡ってきていた白鳥の群れでした。
長く美しくしなやかな首を伸ばして、
まぶしい白い翼を大きく拡げてはばたき、
白鳥たちは寒い国へと飛んでいくところでした。
まぶしい白い翼を大きく拡げてはばたき、
白鳥たちは寒い国へと飛んでいくところでした。
醜いアヒルの子は、
その美しい光景に心奪われて、
美しい白烏たちが空のかなたへ去っていくのを見送っていました。
その美しい光景に心奪われて、
美しい白烏たちが空のかなたへ去っていくのを見送っていました。
「あぁ、自分もあんな美し白鳥になれたら、どんなに幸せなことだろう。でも、アヒルの仲間にさえ醜いと言われているのに、そんな事を考えても仕方がない。」
また冬が来て、
美しい白鳥の群れたちが遠い国から渡ってきました。
美しい白鳥の群れたちが遠い国から渡ってきました。
醜いアヒルの子は、
思い切って白鳥たちに近づいていきました。
すると、白鳥たちの方から、どんどん近づいてきたのです。
思い切って白鳥たちに近づいていきました。
すると、白鳥たちの方から、どんどん近づいてきたのです。
「あぁ、また自分はこの醜さを馬鹿にされるんだ。」と思いました。
でも白鳥たちは、「ようこそ、新しい仲間よ。」と歓迎してくれたのです。
そして、白鳥たちは、
アヒルの子の周りを囲むと、皆で優しく撫でてくれたのです。
そして、白鳥たちは、
アヒルの子の周りを囲むと、皆で優しく撫でてくれたのです。
驚いたアヒルの子は、ふと水面に目を向けると、
そこに写っていたのは、もはや醜いアヒルの子ではなく、
美しい白鳥の姿でした。
灰色のアヒルの子は、実は白鳥の子だったのです。
母白鳥は、旅の途中で力尽きそうになり、
自分の卵を安全な御堀の中にあったアヒルの巣に託したのです。
そこに写っていたのは、もはや醜いアヒルの子ではなく、
美しい白鳥の姿でした。
灰色のアヒルの子は、実は白鳥の子だったのです。
母白鳥は、旅の途中で力尽きそうになり、
自分の卵を安全な御堀の中にあったアヒルの巣に託したのです。
白鳥たちは、「若い姿が一番美しいね。」と言って歓迎してくれました。
この白鳥の話は、
過去生までに善行を積み重ねてから再び地上に下りてきて、
もはや社会の虚飾や欲望に馴染めずに、
俗世間の欲望の中で苦難を経験しながらも、
世俗的なことから一歩離れ、
神に憧れ、
神を求め、
自分の本性を悟り、
神との合一を果たす人間の姿に似ています。
過去生までに善行を積み重ねてから再び地上に下りてきて、
もはや社会の虚飾や欲望に馴染めずに、
俗世間の欲望の中で苦難を経験しながらも、
世俗的なことから一歩離れ、
神に憧れ、
神を求め、
自分の本性を悟り、
神との合一を果たす人間の姿に似ています。
ここでは、
先に大人の白鳥になり、
アヒルの子を歓迎してくれた鳥が
「師」となり、
アヒルの本当の姿を自覚させてくれたことになります。
先に大人の白鳥になり、
アヒルの子を歓迎してくれた鳥が
「師」となり、
アヒルの本当の姿を自覚させてくれたことになります。
日本書紀にも、
日本武尊(やまとたけるのみこと)が
「日本武尊の魂は、白鳥となり大和へ向かい、その後天高く飛んで、そのまま天に昇られた」
との記述があります。
世界中にある「白鳥の騎士伝説」の一つともされています。
すでに前巻で述べた通り、
インドの聖典でも白鳥は、
神聖なる存在の象徴とされています。
白鳥の霊的な解釈は
第一巻をご参照ください。
続きます。
が、
第四章三節目にして
第四章一節目からの参加者のほとんどが
すでに
ドロップアウト。
三節目まで終わったら
しばらく休憩とりましょうか。
三節目はあと12日分ほどあります。
今日もありがとうございます。
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日本武尊(やまとたけるのみこと)が
「日本武尊の魂は、白鳥となり大和へ向かい、その後天高く飛んで、そのまま天に昇られた」
との記述があります。
世界中にある「白鳥の騎士伝説」の一つともされています。
すでに前巻で述べた通り、
インドの聖典でも白鳥は、
神聖なる存在の象徴とされています。
白鳥の霊的な解釈は
第一巻をご参照ください。
続きます。
が、
第四章三節目にして
第四章一節目からの参加者のほとんどが
すでに
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三節目まで終わったら
しばらく休憩とりましょうか。
三節目はあと12日分ほどあります。
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コメント
コメント一覧
>もはや社会の虚飾や欲望に馴染めずに、
>俗世間の欲望の中で苦難を経験しながらも、
>世俗的なことから一歩離れ、
>神に憧れ、
>神を求め、
>自分の本性を悟り、
>神との合一を果たす人間の姿に似ています。
>ここでは、
>先に大人の白鳥になり、
>アヒルの子を歓迎してくれた鳥が
>「師」となり、
>アヒルの本当の姿を自覚させてくれたことに>なります。
第一巻にも書かれてあったように、
必要な時に現れるのが 師 なのだと思います。
師 は 誰か特別な人だけに現れるのではなく、
誰にでも等しくあってくださいますね。
バガヴァッド·ギーターは
何千年も前に起こった
遠い国の見知らぬ人々の話ではなく、
今日のわたしたち人間のこころに生起することが実記されてあり、その実践の導きが具体的に示されていることに驚きと発見が続いています。
いまの日本のこの時に
精解 神の詩が出版されたこと
日々こうしてブログで読ませて頂いていることも 宇宙の意志を感ぜずにはいられません。
自他を分け隔てるこころが
すべての戦いや争いの元となっている。
愛執が過ぎても 憎悪が過ぎても、二元にはまってしまいます。
君が代から神が代へ をはじめ
神理の扉 にも 光の魂たち 動物編 にも
植物編 にも それぞれの表現のなかで
同じ普遍的でなくてはならない教えがあり、
その集大成が 精解 神の詩 だと感じています。
授かった人生を
アタマでわかったつもりになったまま
傍観者ではいたくない自分があります。
素晴らしいなと内側から思えたら、
遅々とした歩みでも
ひとつずつ やってみているいまの自分があるのも、森井先生や ひかたまブログや 皆さんのおかげです。
これからも宜しくお願いします。
どうもありがとうございます。
印象的だったのは、活動に対する心の在り方。以前は、活動中の事故やミスを如何に無くすか?失敗は許さず、その原因は当事者の不注意や怠慢にあり、厳しい意識の統制によって、それをゼロにする考え方。
しかし今は、どんなに最善を尽くしていても、人はミスをするものであり、常に当事者にとって都合の良い結果が起こるとは限らないという前提に立つ。
ミスはゼロにはならないがそれを最小限に抑えるべく、過去の失敗から学び、皆で共有する。その為には厳しいリーダー中心の組織ではなく、下からの意見も言える風通しの良い組織でいることが大切になるというもの。
失敗しようとして行動する人はいない。
罪を憎んで人を憎まず。
精神論で全てを片付け、失敗した人を切り捨てる考え方は、そこにはありません。
変わったなぁ…
時代の流れを感じた瞬間でした。
立場や能力、置かれた状況はそれぞれ違う。
だから、出来ないことには誰も口を出さない。どうしたら出来るかを、一緒に考えてる。みんながチームの様で、あたたかい雰囲気が辺りを包んでいました。
ギーターを学ぶ機会に恵まれ、たくさんの仲間と歩んで行ける幸せ。毎晩眠る前、その幸せを噛み締めています。(昔の人は、携帯もインターネットも本もない。会いに行くしか学ぶ方法がなかったはず。)
教師から師へ。
語るものから、伝わるものへ。
言葉に出来ないものが、脈々と受け継がれ最適な在り方へ常に変化している。
文字や儀式、型を追う学びだけでなく、日常の背後に流れるものに意識を向けてみる。深まれば深まるほどに、言葉という形を失っていく不思議。
今日も、ありがとうございます。
ゆっくりですが、1日も欠かさず歩んでいます。待ってて下さいね。
雑多な毎日の中で 社会に生きていながら
真理をつかもうと もがいています。
これからもよろしくお願い致します。
視覚的な美しさはもちろんですが、目に見えない事にも美しさは沢山あるんですね。
今まで解釈が浅かったゆえの拒否感で随分損をしてきたような気がしてきました。
いつもありがとうございますm(_ _)m
花外蜜腺も、私の「色眼鏡」でじっくり観察してみました。(♡ω♡)ゞ
びーちく♡みたいに茶色っぽい蜜腺がちょんちょんと2つあって、「ぁあぁ……ん♡吸って〜♡」とけなげに蜜を差し出す姿がいと愛おし♡お色気ムンムン♡
蜜腺観察まにあ?! な、なんですって?!
前フリが長くて字数オーバー(笑)
本題へ続きます。
<みにくいアヒルの子>
・アヒルは プラクリティ、ヨコ(━)、地、
物質世界、見える世界
・白鳥は プルシャ、タテ(┃)、天、
精神世界、見えない世界
の象徴として解釈してみました。
プルシャがプラクリティと結びつくと、
プラクリティである身体や心を自分だと勘違いして苦が生じる。(無智の状態)
自分を<醜いアヒル>だと思い込んだ
「醜いアヒルの子」は、アヒルだから遠くにも高くにも飛べず、縛られてヨコに広がる大地を生きている。
でも、アヒルが、ほんとうの自分は
<白鳥だった>と自覚し目覚めたとき、
タテに広がる大空に向かって自由に飛んでいく。(魂の進化)
ここまでが童話。
さらに、オチをつけてみました。
魂の進化(神化)を目指し、高み(天)に向かって飛翔していくのだけれど、さいごには、じつは
「深海に潜っていた」
ことに気づくというオチ。
深化をとげてこそほんとうの神化。
(神は内在していることに気づく)
ヨコからタテへクロス✚していく。
⊥ではなく、━の下にのびる┃の部分があって神人合一。
┃と━の長さが等しく美しい調和を奏でる。
あっ……ああっ……んっ……♡
神知(感じ)ちゃう♡
たまらないわ 壮大なオチ♡
因みに……
ギーターの1章の詩節に散りばめられた状況描写も、例えば
「ドローナに近づいて」
「布陣したパーンダヴァ軍を……配置した」
など、
プラクリティとグナ、プルシャで展開される
宇宙創造物語を重ね表していると読むと
ぐっと面白くなりますね。( ´∀`)bグッ!
いつも本当にありがとうございます。
あぁっ……んっ……もう♡
大事な言葉が抜け落ちていました。
>さいごには、じつは「深海に潜っていた」ことに気づくというオチ。
深化をとげてこそほんとうの神化。
(神は内在していることに気づく)
じつは「深海に潜っていた」のところは
→「深海(神界)に潜っていた」
深海=神界
こーこぉ、重要ーーー!試験に出ますよ!
もう、「さくら=さ・くら」ぐらい重要!
(*´∀`*)
楽しいコメントありがとうございます。
とっくに離欲されている先生は
性的なネタには
てっきり、「聖なる無関心」
でいらっしゃるのかなと………(笑)
が、
ちがった
みたい♡(*´艸`*)