オルカ
日本ではシャチとも言います。
北海道に行くと
誰でも野生のオルカの群れを目の前で見ることが出来ますが
アイヌの人たちは
オルカを海の神さまレプンカムイと呼び
敬愛の念を込めている特別な存在です。
いま
オルカは
世界中で激減しています。

そしてまた
ショッキングなニュース。
英国のオルカの群れが絶滅しようとしています。
スコットランド沖にいる最後の群れの8頭は、
もう
25年以上も
赤ちゃんに恵まれていないのです。
naturalnews.com/
その大きな原因の一つが、
PCB。
PCBは、
Poly Chlorinated Biphenyl(ポリ塩化ビフェニル)の略で、
たくさんあるポリ塩化ビフェニル化合物の総称です。
脂肪に容易に溶ける性質から
体内に摂取されると徐々に蓄積していき、
皮膚障害、内臓障害、ホルモン異常、発癌性などを始め、
様々な有害症状を引き起こすことが報告されています。
PCBの毒性が世間に知られるようになったものに
昭和43年のカネミ油症事件がありました。
この事件は、米ぬか油の製造中に、
媒体として用いられたPCBが混入してしまい
約1万3千名以上の人が中毒症状で苦しみました。
その後、
1970年代には製造使用が禁止されたものの、
大量に残った在庫の不適切な処分や
PCB使用製品の不適切な廃棄などにより、
いまだに垂れ流しと同じような事態となっています。
欧州では、1954年から1984年までの間に
約30万トンものPCBが製造されました。
これは、世界全体の使用量の15%です。
これらPCBは世界中で垂れ流されてしまいました。
そして、一見すると
公の場からは無くなったように思えますが、
世界中に残留したまま
最終的には
海に流れ、
生物濃縮されていくという事態になってしまいました。
海洋哺乳類は、
体脂肪が分厚く、PCBが容易に蓄積されます。
さらに
PCBの排出する能力に乏しいために、
食物連鎖の頂点に立つ海洋哺乳類は
生物濃縮の影響を最も強く受けるのです。
さらに
母乳の脂肪分にも含まれるために
母乳を介して次世代へも有毒物質として受け継がれていってしまいます。
海洋哺乳類の母乳は
特に脂肪分が多いことで知られています。
母親オルカは、
子供を出産すると
自分に蓄積されているPCB濃度が約40-50%、
最大90%減少するのです。
つまり
その分、母オルカに蓄積されていたPCBが
赤ちゃんに移行していることになります。
そして出産年齢を過ぎると
再びPCB濃度が上昇していきます。
これは赤ちゃんオルカにとって
とても大きな重荷になります。
生まれた直後からPCBが体内に蓄積されるだけでなく、
生きている限り
さらにPCBを摂取し続けるのです。
それ以前に
現在ではオルカがPCBなどによって繁殖障害を引き起こしてしまい、
子供を産めないために
雄も雌も同じPCB濃度になっていたのです。
南欧州に生息する36頭のオルカの群れの調査では、
1999年から2011年の間に
たったの5頭の子供しか生き延びられませんでした。
PCBは
内分泌かく乱を引き起こすほんの一部の物質に過ぎません。
現代社会では
毎年最大2,000種もの新しい化学物質が製造され
環境中にも放出されています。
それらの有害性が未知の化学物質が食物連鎖の中に入り込んでいます。
怖いことに
人がどんどん作り出している化学物質の有害性は
人は、
無頓着であり
ほとんど理解していないのです。
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日本ではシャチとも言います。
北海道に行くと
誰でも野生のオルカの群れを目の前で見ることが出来ますが
アイヌの人たちは
オルカを海の神さまレプンカムイと呼び
敬愛の念を込めている特別な存在です。
いま
オルカは
世界中で激減しています。
「西ヨーロッパの沿岸には、もうわずかなオルカしか生息していない。
地中海や北海からは、
既にオルカは消えてしまった・・・。
スコットランドとアイルランド沖には
あと8頭しか残されていない。
そして生き残っているオルカも、
とても小さく、繁殖能力はもう無い。」
これは
最近大規模な調査を行った
最近大規模な調査を行った
研究チームの主任である英ロンドン動物学会のポール・ジェプソン獣医師の言葉です。

そしてまた
ショッキングなニュース。
英国のオルカの群れが絶滅しようとしています。
スコットランド沖にいる最後の群れの8頭は、
もう
25年以上も
赤ちゃんに恵まれていないのです。

その大きな原因の一つが、
PCB。
PCBは、
Poly Chlorinated Biphenyl(ポリ塩化ビフェニル)の略で、
たくさんあるポリ塩化ビフェニル化合物の総称です。
脂肪に容易に溶ける性質から
体内に摂取されると徐々に蓄積していき、
皮膚障害、内臓障害、ホルモン異常、発癌性などを始め、
様々な有害症状を引き起こすことが報告されています。
PCBの毒性が世間に知られるようになったものに
昭和43年のカネミ油症事件がありました。
この事件は、米ぬか油の製造中に、
媒体として用いられたPCBが混入してしまい
約1万3千名以上の人が中毒症状で苦しみました。
その後、
1970年代には製造使用が禁止されたものの、
大量に残った在庫の不適切な処分や
PCB使用製品の不適切な廃棄などにより、
いまだに垂れ流しと同じような事態となっています。
欧州では、1954年から1984年までの間に
約30万トンものPCBが製造されました。
これは、世界全体の使用量の15%です。
これらPCBは世界中で垂れ流されてしまいました。
そして、一見すると
公の場からは無くなったように思えますが、
世界中に残留したまま
最終的には
海に流れ、
生物濃縮されていくという事態になってしまいました。
海洋哺乳類は、
体脂肪が分厚く、PCBが容易に蓄積されます。
さらに
PCBの排出する能力に乏しいために、
食物連鎖の頂点に立つ海洋哺乳類は
生物濃縮の影響を最も強く受けるのです。
さらに
母乳の脂肪分にも含まれるために
母乳を介して次世代へも有毒物質として受け継がれていってしまいます。
海洋哺乳類の母乳は
特に脂肪分が多いことで知られています。
母親オルカは、
子供を出産すると
自分に蓄積されているPCB濃度が約40-50%、
最大90%減少するのです。
つまり
その分、母オルカに蓄積されていたPCBが
赤ちゃんに移行していることになります。
そして出産年齢を過ぎると
再びPCB濃度が上昇していきます。
これは赤ちゃんオルカにとって
とても大きな重荷になります。
生まれた直後からPCBが体内に蓄積されるだけでなく、
生きている限り
さらにPCBを摂取し続けるのです。
それ以前に
現在ではオルカがPCBなどによって繁殖障害を引き起こしてしまい、
子供を産めないために
雄も雌も同じPCB濃度になっていたのです。
南欧州に生息する36頭のオルカの群れの調査では、
1999年から2011年の間に
たったの5頭の子供しか生き延びられませんでした。
PCBは
内分泌かく乱を引き起こすほんの一部の物質に過ぎません。
現代社会では
毎年最大2,000種もの新しい化学物質が製造され
環境中にも放出されています。
それらの有害性が未知の化学物質が食物連鎖の中に入り込んでいます。
怖いことに
人がどんどん作り出している化学物質の有害性は
人は、
無頓着であり
ほとんど理解していないのです。
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コメント
コメント一覧
イチゴ大福、綺麗な画像、FB見ようとしたら、削除されたのですね~。
時々、難しくないお話しで、和ませてくださるのですね~。
ほんとに、日常、普通に生活していたら、知ることができないお話し、知識、情報、いつもありがとうございます。
こういうことが、普通にニュースとかでも耳にできるような社会、環境があったらいいのにと思います。
私が見たもの、オルカだったのかもしれません。
見たというより、自分がそうだった。
あるセッションを、続けていくうちに、あるとき、自分が、受けているとき、オルカになっていました。?????
おもいだしました~~。北の冷たい海の中を、泳いで?いました。
こんなこと、言えるのも、ここだけですが。
オルカさんに起きていることが
わたしたち人間の身体やこころに起きていることだと。
選択をしていけるわたしたちです。
これ以上、身体に害があるものを
とらない工夫もできるし、
食事であれば、 食べ過ぎないこと
生活であれば、買い過ぎないこと(パッキングに使用されているものは自然に還るものではない)や、各家庭からゴミを減らしていくことも必要です。
なにごとも すべてが繋がっていて、
だから切り離すことなどできないことに
何度でも氣づく。
出来事すべてに めぐり があることに
日常から氣づかされます。
いま のことだけではない
これから先へ意識を向けたときに、
自分のこと、人間のことだけを優先させるのは
自然の理に沿うものではないことに。
起きていることを知ろうと思うと
自然界の現象ほど如実に教えてくれているものはないのではないでしょうか
情報でも個々に感じたことでも
自分からアウトプットしていくことも
大事だと思います。
分かち合いで循環も生まれます。
本当は、ひかたま読者さんの数だけ
感想や体験、知恵もあるはずです。
生かしていただいていること
万物に感謝 なのですが、
今日は殊更、
大地と水、地球に感謝して
日常に励みます。
森井先生、皆さん、
いつもありがとうございます。
現代の地球上の全世界が、突き詰めるところたった3つの一族によって経済をコントロールされていて、全てはお金を我が元へ集めるがためだけに、国家までも意のままに操っているという現状にある。
自然本来のありようは、すべてが美しい調和と循環にある。この世のすべてはエネルギーであり、エネルギーであればこそ、滞らず絶えず動くことにより流れが生まれ循環してゆく。それが自然の営みであり運びというもの。
その自然なエネルギーの流れを堰き止め、我が元へのみ留まるようにさせているのが世界経済の現状。
人間を含む動物、植物、菌類やウイルスに至るまでのあらゆる生物や鉱物など人群萬類にとってよいものは自然であり、自然であるからして1つところに留まるようなことは無く、自然にすべてのものの間を巡り流れ循環してゆく。
だから『今だけ、金だけ、自分だけ』の者には都合が悪いのである。自分のところにだけお金というエネルギーが留まってくれなければならないから。
世に送り出しても、必ず我が元へ留めることのできる循環しない不自然エネルギーの物質で無ければ不都合なのである。
だから、必然的に世界経済を牛耳る闇組織側の者たちが、世に送り出すものは、自然に相反する生産物ばかりとなる。
大規模な、化学工場とか製薬会社でなければ産出することのできないような複雑な化学製品ばかり。
自分たちの支配下以外から、資質や性能を上回る生産品が出されたり、分解や解毒を容易に成されてしまうようでは困るからである。
国家とグルになって仕組まれている茶番劇に利用されて、力の弱きものから犠牲とされる現在の地球。
つづく
人間に歯向かうことのできない動植物たちから、その被害にあう。
最近、私も、食肉こそ購入しないが、普通にお買い物をしていて、殊更に違和感のあることが、プラごみの括りとなる石油由来化学製品の大量消費者とならざるを得ないようなパッケージングです。
文頭の堤未果さんも仰っていらっしゃるように、地球経済を欲しいままにしているような闇側の組織がいかに強大なものであろうとも、その世界を変えて行こうとするならば、先ずは、相手の手の内を知ることからであると。
そう、此処に森井先生が報せてくださったオルカ絶滅の危機を知り、教えて頂いた原因物質PCBの現状を把握し、最終的には国家規模の問題であることに気づき、さて弱者側の私たちは何から始めてゆこうかと‥‥。
感情が大きく揺さぶられます。
セシルの時も…サタオの時も…
私は何故ヒトになる事を選んだか…
次に生まれる時は
山奥の木になりたいなぁ
自分の生きる糧は光合成で
動物たちの住処になり
実は食料になり…
何でヒトなの?悲しい、苦しい…
でも今日も命をいただきながら
公園のゴミを拾う事くらいしか
出来ない私です
温+cyaiさん
悲しまないでください🙏
温+cyaiさんがいらしてくださったお蔭で沢山の生き物たちがしあわせになりましたし、今もマザーアースガイアが嬉しく思っていらっしゃいます✨🌏💞
ありがとうございます😊✨