加齢黄斑変性

加齢に伴って眼の網膜にある黄斑部が変性を起こす疾患です。


というと、
「自分には関係ないな。」
という人がほとんどだと思いますが

実は
スマホやコンピューターなどから発しているブルーライトによって
将来
加齢黄斑変性が急増する可能性も示唆されているのです。

というのも
ブルーライトは
眼の網膜にある黄斑部に
とても大きな負担がかかるからです。



最近では
高齢者の加齢黄斑変性は増加していて
失明の原因の一つにもなっています。


滲出型(ウェットタイプ)萎縮型(ドライタイプ)があります。

滲出型

異常な脈絡膜新生血管を生じ、そこからの出血や滲出物の貯留があり、
黄斑部の機能障害を引き起こします。
最終的には黄斑部に不可逆的な変性を起こすことによって
視力低下が著しくなります。


非滲出型は、

加齢に伴い黄斑部が変性を起こし、
急激な視力低下が起こります。
現在のところ治療は有効なものはありません。



ということで
この加齢黄斑変性は
なってからあわてて治療するよりも
予防することが最善の策となります。

とはいえ、
今までは何をどうしたら予防になるのか
明確ではありませんでした。


フィランスのボルドー大学とオランダのエラスムス医療センターの共同研究で
食事を正すだけで
加齢黄斑変性が予防できる
という研究報告が発表されました。

Food-Healthy-Diet-Nutrition-Table-Health-Mealnaturalnews.com

それが
地中海ダイエット
です。

地中海式ダイエットは、
地中海沿岸地域に暮らす人々の伝統的な食事の特徴を参考にした食生活です。

次のような特徴があります。
野菜や果物、ナッツ類、豆類、未精製穀物が主体
新鮮なオリーブ油をたくさん使う
適度な量の魚
乳製品や肉類は控えめ
適量のアルコール飲料
など。

この食事では
目の健康のほかにも

糖尿病の予防
心臓病の予防
アルツハイマー型認知症の予防
がんの予防
他にも
さまざまな良い面を持っています。


もちろん日本の伝統食も忘れてはいけません!

総合的に判断して
日本人の心身に
最も優れた食事は、
日本食ですから、
やはり
さまざまな病気を未然に防ぎ健康を維持するために
最適だと思います。


多くの人は
毎日かなりの時間、
スマホを見ていると思います。
加齢黄斑変性は決して他人ごとではなく
日々の食生活で
充分に対策しておくべきなのです。



「私たちは、
心に思い、
口に出入りするもので作られています。」





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