教育関連の記事を読んでいて
「子供に将来どんな職業につきたいか?という質問をしてはいけない。」
という記事がありました。

それは子供の創造力を狭めてしまい、
親の期待に応えようとして
子供本来の自由な心を固めてしまうという専門家の話でした。




最近
人工知能(AI)が進化発展し
さまざまな分野において活用しはじめています。


近い将来、
AIが人間の労働力に取って代わる
ことは明白で
職種によっては無くなってしまう
ことが予測されています。


実際に
すでに
AIを導入した部署では
大幅なリストラが行われ始めています。

例えば
銀行の融資部門にAIが導入された場合、
データを揃えて打ち込むだけで
自動的にAiが的確な審査を瞬時に行い
貸出限度額が算出されます。

いままで審査していた専任の銀行員は
必要なくなり
AIに淘汰されていくことになります。


中国では
すでにAIによる無人クリニックもあり、
診察から薬の処方に至るまで
すべて
AIが行います。


大量の法律を記憶した
AI弁護士も登場しています。
いそ弁(居候弁護士)などは
淘汰されてしまうかもしれません。



今後
職業は大きく変わっていくことは
明らかです。

これは今回始まったことではなく
今までも
そうでした。

100年前には
多くの人が農業に従事していたのに
いまでは
農業に従事する人口は激減しています。

時代によって
大きく変わるのです。




世界経済フォーラムは、2018年に
「The Future of Jobs Report 2018(未来の仕事報告書)」
という研究結果を発表しています。

fojweforum.org



この報告書では
従業員が500人程度の中小企業から
従業員が5万人以上の大企業までを対象にして、
15の地域において
さまざまな角度から「将来の職」を分析しています。

ここ数年の傾向の予測では
コンピューター関連を専門とする職種は、
需要が拡大していく一方で、
事務職や管理職はAIが普及することで
需要が減少していくとされています。


さらに
現在の子供たちのおよそ65%
現在存在しない新しい職種に就くことが予想されています。



新しい職種には
新しい技術や考え方が必要で
今後は
時代の流れに応じて
従来の教育カリキュラムを
変えていく必要があるのは明らかです。




これからは
どんな職業が登場してくるのでしょうか。


昔は
現在の
ユーチューバー
ブロックチェーン・エンジニア、
ドローンパイロット、
バグハンター
など考えられなかった職業です。




現時点での
最も成長率の良い職業については
米労働省労働統計局がインターネット上で公開している
Occupational Outlook Handbook(職業一覧ハンドブック)」
の情報が役に立ちます。

このハンドブックデータには
818の職業が紹介されています。

各職業の詳細な説明とそれに就くために必要な教育、予想新規雇用数、今後の成長率、平均給与、職業別の関連リンクが一覧になっていて
誰でも見ることができます。



この818の職業の中で
成長率が良く、平均年収が高いものには
次のようなものがあります。


オペレーションアナリスト
統計アナリスト
個人向けファイナンシャルアドバイザー
コンピューターシステムアナリスト
フィジオセラピスト(理学療法士)
特定看護士、助産師、麻酔看護師
医師助手(日本に相当する職種はありません。)
生物医学系エンジニア


やはり
さまざまな複雑なものを分析したり、まとめていく職業や
健康に関わるものは、
安定しているようですね。













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