神の詩 第六章十一節

今日から
神の詩 第六章十一節
です。

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「清浄な場所に、クシャ草と鹿皮と布を重ねて敷いた、高すぎず低すぎない安定した座を設け、(11)」

「クシャ草と鹿皮」



クシャ草は、
インドでは聖なる植物として、
宗教儀式や冠婚葬祭の中で
さまざまな用途に採用されています。



昔は、
クシャ草で編んだ御座を敷き、
その上に鹿の皮などの素材を載せて、
さらにその上に
布を敷くことによって、
瞑想に最適な場が作られました。



地域によってクシャ草は、
結婚式にも欠かせない草となります。

式の会場に敷き、
茎で指輪を作り、
式において結婚指輪にも使われます。


また臨終の際には、
クシャ草で編んだ御座に寝かせる風習が残る地域もありますが、
これは
天国へと旅立つ人を、
クシャ草の霊力によって
邪気から守ると信じられているからです。


クシャ草を神聖な儀式に使う場合には、
定められた吉日に刈り取り、
神聖な場所に保管しておきます。


ネパールでは、
クシャ草を根から引き抜くことが出来るのは、
バラモン階級の人に限られており、
引き抜く時には
聖なる植物を称えるマントラ(オゥム・パタ・スワッハー)
が唱えられます。




クシャ草の上に敷く鹿の皮は、
昔は自然死した鹿から得たものでなければなりませんでした。


狩りで射止めた動物や戦いで死んだ動物たちの皮は、
使うことが禁じられていました。


これは慈悲の心と非暴力の実践でもあります。
現代の革製品が、
無慈悲に屠殺されたものであるのとは大違いです。



続きます。


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