医学誌「New England Journal of Medicine」(電子版)に
次のような論文が掲載されました。
「クロストリジウム・ ディフィシル菌による再発性下痢症患者への健康な人の便の十二指腸注入について」
つまり、健康な人のうんこの移植です。
New England Journal of Medicine
クロストリジウム・ディフィシル菌による大腸炎は、下痢を生じます。
通常は抗生物質の使用が原因です。
これは抗生物質投与された場合の一部の人に発生します。
抗生物質投与後から、二ヶ月後までの間に軟便や下痢が起こります。
よろしければ
ぽちっとお願いいたします。

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次のような論文が掲載されました。
「クロストリジウム・ ディフィシル菌による再発性下痢症患者への健康な人の便の十二指腸注入について」
つまり、健康な人のうんこの移植です。
New England Journal of Medicineクロストリジウム・ディフィシル菌による大腸炎は、下痢を生じます。
通常は抗生物質の使用が原因です。
これは抗生物質投与された場合の一部の人に発生します。
抗生物質投与後から、二ヶ月後までの間に軟便や下痢が起こります。
抗生物質は、腸内細菌叢のバランスを崩してしまうため、病原性のある細菌が増殖してしまいます。
ディフィシル菌はこういう時によく過剰に増殖し、大腸の粘膜に炎症を起こす毒素を放出します。
軽度の場合には、抗生物質の服用を中止すれば治りますが、
重度の感染症の場合は、バンコマイシンやメトロニダゾールなどの別の抗生物質を使用しますが、
再発を繰り返すたびに、抗生物質での治療成績は下がっていきます。
つまり抗生物質では、治らなくなってしまうのです。
そこで、ディフィシル菌感染症患者の腸内を洗浄してから、
健康な人の便を移植することにより、腸内細菌叢を正常化しようという試みが始まりました。
フィンランド・ヘルシンキ大学の論文を始め、いくつかの研究でよい結果が出たのです。
PubMed
これらの結果を確証するために、冒頭に紹介した
オランダ・アムステルダム大の研究では、これまでの報告よりも精度の高い研究手法「ランダム化比較試験」で検討したのです。
その結果は、
便移植群:16人の中13人(81%)で下痢が軽快。
残り3人への2回目の便移植で、3人の中2人で下痢が軽快。
抗生物質のみの治療群:13人中4人(31%)で下痢が軽快。
抗生物質療法+腸洗浄群:13人中3人(23%)で下痢が軽快。
10週間後も再発しない状態は、
便移植群:93.8%
抗生物質のみの治療群:30.8%
抗生物質療法+腸洗浄群:23.1%
でした。
また、太った男性にやせた人の便を移植したところ、
血糖値が下がりやすくなったことから、
便の移植で糖尿病を治療できる可能性も示唆されています。
さらに、
難病の一つ、多発性硬化症が便の移植で改善したという報告も3例あり、
アレルギー性疾患や肝臓病などの治療にも有効だったとの報告もあり、
今後いろいろな病気に対して、便の移植が行われるようになるかもしれません。
便の移植で様々な病気がよくなることには、ある共通の理由があります。
この話は、長くなるので、またいずれ書きましょう。
さて、
すでに米国では、「便移植財団」も設立され、
様々な人種の糞便を集めて、
便のDNA解析を使ったデータを集積しています。
また、「うんこバンク」として
便移植のための健康な人の便を買い取ってくれる組織もできています。
OPENBIO
この団体では、「あなたのうんこで患者さんの人生が変わる」と題して
うんこ1回分あたり40ドル(約4800円)で買い取りするシステムを作り、
週に5回提供すれば、ボーナスとしてさらに50ドルもらえます。
さらに、
月間でもっともたくさんうんこを提供した人や一回の量が見事な場合には賞が与えられる場合もあるようです。
ただし、とても健康で良質なうんこだけが買い取り対象になります。
我こそはという自信のある方はどうぞ。
日本人は、海藻を消化できる特殊な腸内細菌叢を持っているので、重宝されるかもしれません。
この表は、うんこの量と助かる患者さんの数一覧表です。
OPENBIO
日本では、「日本うんこ学会」が
うんこアプリを制作中とは聞きましたが、
うんこの移植についてはまだのようです。
Cadetto.jp/日経メディカルより
うんこを利用した治療法は、すでにいくつもあり、
Pixgood.com
1500年代に活躍したスイスの医師パラケルススは、
重度の感染症の場合は、バンコマイシンやメトロニダゾールなどの別の抗生物質を使用しますが、
再発を繰り返すたびに、抗生物質での治療成績は下がっていきます。
つまり抗生物質では、治らなくなってしまうのです。
そこで、ディフィシル菌感染症患者の腸内を洗浄してから、
健康な人の便を移植することにより、腸内細菌叢を正常化しようという試みが始まりました。
フィンランド・ヘルシンキ大学の論文を始め、いくつかの研究でよい結果が出たのです。
PubMedこれらの結果を確証するために、冒頭に紹介した
オランダ・アムステルダム大の研究では、これまでの報告よりも精度の高い研究手法「ランダム化比較試験」で検討したのです。
その結果は、
便移植群:16人の中13人(81%)で下痢が軽快。
残り3人への2回目の便移植で、3人の中2人で下痢が軽快。
抗生物質のみの治療群:13人中4人(31%)で下痢が軽快。
抗生物質療法+腸洗浄群:13人中3人(23%)で下痢が軽快。
10週間後も再発しない状態は、
便移植群:93.8%
抗生物質のみの治療群:30.8%
抗生物質療法+腸洗浄群:23.1%
でした。
また、太った男性にやせた人の便を移植したところ、
血糖値が下がりやすくなったことから、
便の移植で糖尿病を治療できる可能性も示唆されています。
さらに、
難病の一つ、多発性硬化症が便の移植で改善したという報告も3例あり、
アレルギー性疾患や肝臓病などの治療にも有効だったとの報告もあり、
今後いろいろな病気に対して、便の移植が行われるようになるかもしれません。
便の移植で様々な病気がよくなることには、ある共通の理由があります。
この話は、長くなるので、またいずれ書きましょう。
さて、
すでに米国では、「便移植財団」も設立され、
様々な人種の糞便を集めて、
便のDNA解析を使ったデータを集積しています。
また、「うんこバンク」として
便移植のための健康な人の便を買い取ってくれる組織もできています。
OPENBIOこの団体では、「あなたのうんこで患者さんの人生が変わる」と題して
うんこ1回分あたり40ドル(約4800円)で買い取りするシステムを作り、
週に5回提供すれば、ボーナスとしてさらに50ドルもらえます。
さらに、
月間でもっともたくさんうんこを提供した人や一回の量が見事な場合には賞が与えられる場合もあるようです。
ただし、とても健康で良質なうんこだけが買い取り対象になります。
我こそはという自信のある方はどうぞ。
日本人は、海藻を消化できる特殊な腸内細菌叢を持っているので、重宝されるかもしれません。
この表は、うんこの量と助かる患者さんの数一覧表です。
OPENBIO日本では、「日本うんこ学会」が
うんこアプリを制作中とは聞きましたが、
うんこの移植についてはまだのようです。
Cadetto.jp/日経メディカルよりうんこを利用した治療法は、すでにいくつもあり、
Pixgood.com1500年代に活躍したスイスの医師パラケルススは、
1534年の夏に発生した伝染性下痢大流行の時に、別の患者の排泄物を極微量針の先につけ、それをパンに付けて丸薬にして治療に成功したという記録が残っています。
またホメオパシーでも、さまざまなうんこや腸内細菌を利用した治療法が確立されており、
多くの実績を上げています。
フラワーエッセンスで有名になったエドワード・バッチ博士も
もともとは、うんこを研究する専門家でした。
ずーっと長年うんこを研究し続けた後で、
綺麗な花々の研究へと移っていった心情がわかる気もします。
中医学でもうんこは古くから生薬として活躍しています。
ミミゲモモンガの糞は五霊脂、
スズメの糞は白丁香、
カイコの糞は蚕砂、
コウモリの糞は夜明砂、
ニワトリの糞は鶏矢醴・鶏糞酒・鶏矢白・鶏屎白、
ノウサギの糞は望月砂、
ヒトの糞は、人中白、人中黄、秋石
などなど。
まだありますがどれも美しい名前を付けてもらい生薬とされています。
それぞれ特徴があります。
例えば、
コウモリの糞夜明砂
コウモリの主食は、蚊です。一日数百匹も食べます。
その糞を洗って濾すとコウモリが食べた蚊の目玉部分が消化されずに残されます。
それを集めて目病を治療するための生薬にしているのです。
どんなものにでも使い方によって、素晴らしい価値があります。
今日もありがとうございます。
ブログランキング参加していますまたホメオパシーでも、さまざまなうんこや腸内細菌を利用した治療法が確立されており、
多くの実績を上げています。
フラワーエッセンスで有名になったエドワード・バッチ博士も
もともとは、うんこを研究する専門家でした。
ずーっと長年うんこを研究し続けた後で、
綺麗な花々の研究へと移っていった心情がわかる気もします。
中医学でもうんこは古くから生薬として活躍しています。
ミミゲモモンガの糞は五霊脂、
スズメの糞は白丁香、
カイコの糞は蚕砂、
コウモリの糞は夜明砂、
ニワトリの糞は鶏矢醴・鶏糞酒・鶏矢白・鶏屎白、
ノウサギの糞は望月砂、
ヒトの糞は、人中白、人中黄、秋石
などなど。
まだありますがどれも美しい名前を付けてもらい生薬とされています。
それぞれ特徴があります。
例えば、
コウモリの糞夜明砂
コウモリの主食は、蚊です。一日数百匹も食べます。
その糞を洗って濾すとコウモリが食べた蚊の目玉部分が消化されずに残されます。
それを集めて目病を治療するための生薬にしているのです。
どんなものにでも使い方によって、素晴らしい価値があります。
今日もありがとうございます。
よろしければ
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コメント
コメント一覧
であれば、原液で飲まなくても、ホメオパシー化すればいいのではないかと思います。
でも私は、ホメオパシーで充分な状態を保てます。
(⌒-⌒)