オーストラリアの港で
ヴェトナムに向けて出荷準備中の雄牛さんが脱走しました。

海へ飛び込み、
6584816-3x2-700x467Facebook/Litchfield Council

麻酔銃で撃たれながらも
懸命に逃げ、
6584812-3x2-700x467Facebook/Litchfield Council

最後には、
漁師さんに漁業網で捕まってしまいました。

食肉として、殺されてしまいます。
6584810-3x4-340x453Facebook/Litchfield Council


ほとんどの脱走牛の最後は、殺されてしまいます。

でも数少ない幸せな例もあります。

ドイツでは、
ソーセージメーカーの畜舎から6歳の雌牛のイボンヌちゃんが逃げ出しました。
イボンヌは、森の中に上手く逃げ込めました。
そのために捕獲が困難となりました。
YVONNE-COW-large570AP/TheHuffinghtonPost

ところが、
射殺してもよいとの許可が出てしまいました。
動物愛護団体からは猛反対の声が出て、
マスコミでも話題になったことから、
牧場主、行政、警察、動物愛護団体、住民、さらにはヒンズー教団体まで出てきて、
大騒ぎとなりました。
動物愛護家の大富豪は、イボンヌを捕獲してから買い上げ、
保護施設へ送ることを申し出ました。

イボンヌは、三か月以上も逃亡生活を続けた末に捕獲され、
食肉工場に送られることなく、
無事に余生を保護施設で過ごしています。

この話は後日映画化されました。「Cow On the RUN」
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さらにラッキーな逃亡牛さんは、こちら。

なんと、屠畜場へ向かうトラックから、逃げ出した牛さん。
逃亡潜伏先が完全菜食主義ヴィーガンの農場だったのです。
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この牛さんは、ヴィーガンという名前を付けられました。
ヴィーガンちゃんは、すっかり人を信用できるようになりました。
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ちなみに牛さんというのは、親友を作る動物です。
cowbestfriendsbuzzfeed.com


そこで、
食肉用として売られていたものの買い手が無く、
動物園に売られようとしていた仔牛を買いました。

トウフちゃんです。


vegann1Kathy Durland

とても幸せな余生を送る牛さんたちです。

自由を努力でつかみ取った牛さんたちでした。
 
今日もありがとうございます。
 
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