バーバリーライオンを知っていますか?
アトラスライオンとも言われ、
地球上最大のライオン。
ほんの少し前までは、北アフリカの森林地帯に生息していました。
私たちが見ているライオンとは違います。
巨大な身体と立派なタテガミ。
タテガミは、
頭部だけでなく、胸から腹の下まで伸びています。
trender-news.com
バーバリライオンは、ライオンの中の王とも言われる巨大なライオンで、
大きな個体では全長4mにもなったと言われています。
その強靭な肉体と強い戦闘能力から
古代ローマ帝国では剣闘士の戦いのときに使用されていた記録が残っています。
また、
皇帝ジュリアス・シーザーはおよそ400頭、
軍人ポンペイウスは600頭ものバーバリーライオンを飼育していたとの記録があります。
古代ローマ時代から乱獲が始まり、
近代に入り、アトラス山脈の森林破壊に加えて、
銃が普及したことにより狩猟対象となり、
バーバリライオンの個体数は激減。
1891年にアルジェリアとチュニジアでは絶滅。
1921年にモロッコで最後の一頭の野生のバーバリーライオンが殺されて、
地球上から完全に絶滅したと考えられ、
1922年に絶滅宣言が出されました。
ところが、
1996年に、
英国の動物保護団体アニマル・デフェンダーズが、
モザンビークの廃業したサーカス団から動物たちを救出した時に
悲惨な状態となっていた三頭のバーバリーライオンと思われる個体を確認したのです。
その三頭は、南アフリカのクルーガー国立公園へ送られました。
ここでは当時チーターの繁殖に成功し、野生に帰していた実績がありました。
南アフリカに到着した三頭のライオンたちは、ずっと狭い檻の中で生きてきたため
外の世界には不慣れで、一頭はすぐに死亡。
残されたのは、オスとメス一頭ずつ。でもメスの方は不妊でした。
その後、
最近になって、
モロッコ国王の祖父ムハンマド5世の私的動物園で
複数のバーバリーライオンたちが生き残っていたことが判明しました。
この動物園には、
国内の部族から王への忠誠の証として寄贈されたバーバリーライオンたちが飼育されていたのです。
phys.org/
2012年に開園したラバト動物園で、バーバリーライオンの繁殖が試みられています。
写真は、ラバト動物園で生まれたバーバリーライオンの仔です。
phys.org/
現在は、世界中の動物園と協力してバーバリーライオンを保護し、繁殖させ、
その頭数を徐々に増やしています。
imgur.com
imgur.com
「増上慢」
自らの力を過信し、思いあがってしまうこと。
仏教では、四慢(増上・卑下・我・邪)の1つ、そして七慢(慢・過・慢過・我・増上・卑劣・邪)の1つにあげられます。古くから、最も悪しき心の一つ。
「謙虚」の対極にある心構えです。
私たちは、近代科学の発展に伴い、等身大では不可能なことを機械を使い行うことができるようになりました。
それによって、自らの力を過信するようになりました。
例えば、
銃をはじめとする高性能の武器を持ったことから
大型の動物たちを平気で殺すようになりました。
自分が強い存在だと錯覚を起こしてしまったのです。
それによって、
ゾウやサイ、ライオンなどが地球上から姿を消そうとしているのです。
原子力発電所や原子力爆弾もそう。
自分たちが原子力を扱えると慢心してしまいました。
科学技術の発展に、
精神的発達が全く追いついていない。
人類の精神的な未熟さゆえに、「増上慢」によって、破壊されてしまったものは、
この地球上にたくさんあります。
もう一度原点に戻り、
一人一人が「謙虚さ」を意識することはとても大切だと思います。
今日もありがとうございます。
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アトラスライオンとも言われ、
地球上最大のライオン。
ほんの少し前までは、北アフリカの森林地帯に生息していました。
私たちが見ているライオンとは違います。
巨大な身体と立派なタテガミ。
タテガミは、
頭部だけでなく、胸から腹の下まで伸びています。

バーバリライオンは、ライオンの中の王とも言われる巨大なライオンで、
大きな個体では全長4mにもなったと言われています。
その強靭な肉体と強い戦闘能力から
古代ローマ帝国では剣闘士の戦いのときに使用されていた記録が残っています。
また、
皇帝ジュリアス・シーザーはおよそ400頭、
軍人ポンペイウスは600頭ものバーバリーライオンを飼育していたとの記録があります。
古代ローマ時代から乱獲が始まり、
近代に入り、アトラス山脈の森林破壊に加えて、
銃が普及したことにより狩猟対象となり、
バーバリライオンの個体数は激減。
1891年にアルジェリアとチュニジアでは絶滅。
1921年にモロッコで最後の一頭の野生のバーバリーライオンが殺されて、
地球上から完全に絶滅したと考えられ、
1922年に絶滅宣言が出されました。
ところが、
1996年に、
英国の動物保護団体アニマル・デフェンダーズが、
モザンビークの廃業したサーカス団から動物たちを救出した時に
悲惨な状態となっていた三頭のバーバリーライオンと思われる個体を確認したのです。
その三頭は、南アフリカのクルーガー国立公園へ送られました。
ここでは当時チーターの繁殖に成功し、野生に帰していた実績がありました。
南アフリカに到着した三頭のライオンたちは、ずっと狭い檻の中で生きてきたため
外の世界には不慣れで、一頭はすぐに死亡。
残されたのは、オスとメス一頭ずつ。でもメスの方は不妊でした。
その後、
最近になって、
モロッコ国王の祖父ムハンマド5世の私的動物園で
複数のバーバリーライオンたちが生き残っていたことが判明しました。
この動物園には、
国内の部族から王への忠誠の証として寄贈されたバーバリーライオンたちが飼育されていたのです。

2012年に開園したラバト動物園で、バーバリーライオンの繁殖が試みられています。
写真は、ラバト動物園で生まれたバーバリーライオンの仔です。

現在は、世界中の動物園と協力してバーバリーライオンを保護し、繁殖させ、
その頭数を徐々に増やしています。


「増上慢」
自らの力を過信し、思いあがってしまうこと。
仏教では、四慢(増上・卑下・我・邪)の1つ、そして七慢(慢・過・慢過・我・増上・卑劣・邪)の1つにあげられます。古くから、最も悪しき心の一つ。
「謙虚」の対極にある心構えです。
私たちは、近代科学の発展に伴い、等身大では不可能なことを機械を使い行うことができるようになりました。
それによって、自らの力を過信するようになりました。
例えば、
銃をはじめとする高性能の武器を持ったことから
大型の動物たちを平気で殺すようになりました。
自分が強い存在だと錯覚を起こしてしまったのです。
それによって、
ゾウやサイ、ライオンなどが地球上から姿を消そうとしているのです。
原子力発電所や原子力爆弾もそう。
自分たちが原子力を扱えると慢心してしまいました。
科学技術の発展に、
精神的発達が全く追いついていない。
人類の精神的な未熟さゆえに、「増上慢」によって、破壊されてしまったものは、
この地球上にたくさんあります。
もう一度原点に戻り、
一人一人が「謙虚さ」を意識することはとても大切だと思います。
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コメント
コメント一覧
まるでジャングル大帝レオのお父さんのような威容です。
奇跡的に残っていて本当によかったですね。
でも数が少なすぎて。
ライオンは、いまから真剣に保護しないと手おくれになってしまいます。
たくさんの人が理解してくれれば、、。
思い上がってるのはお前だぞ低能
その考え方自体思い上がりともとれる。
逆らって利用出来ないなら原爆を落として悦んでんだから始末が悪い
意味不明な事言ってんなよ頭悪い奴