スマトラサイ
スマトラサイがマレーシアから絶滅した
と専門家たちからの発表がありました。
Wikimedia
このサイは、スマトラ島とボルネオ島、マレー半島に分布。
主に河川や沼に近い熱帯雨林に生息しています。
かつては広い生息域を持っていましたが、
次第に減り、
今は、図の赤い星印の部分でしか確認できません。
WWF
スマトラサイは、
地球上に現存する5種のサイの中では身体が一番小さく、
2本の角も小さめで、
まばらな被毛で身体全体が覆われています。
W. Alan Baker/Creative Commons 3.0.
かつては、
同じく絶滅に瀕しているジャワサイよりも標高の高い地域にいて、すみわけをしていましたが、
最近は生息地の減少によって、
幅広い標高での目撃されるようになりました。
個体数は、年々減っていて、
1993年の時点で、推定500頭
2000年代に、300頭以下となり、
現在は、
もう地球上に100頭もいないとされ、
飼育下のスマトラサイも9頭しか残されていません。
スマトラサイは、
2013年にもボルネオ島インドネシア領内では絶滅宣言がなされましたが、
その後、
調査用のカメラで20年ぶりに1頭の生存が確認されました。
WWF
このマレーシアの絶滅宣言で、
スマトラサイの保護が加速するといいですね。
サイの保護には、生息環境の保全が必要不可欠。
でも
サイの生息域に住む住民たちは、
大規模パーム油プランテーションなどに土地を売る人も多くいます。
生活がギリギリの状態の住民は、
サイの保護のために自分の収入を犠牲にすることはできないのです。
そのため、保護には政治的な背景も大きく影響します。
9月22日は、
世界サイの日。
さらに詳しくは、
Savetherhino
WWF
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スマトラサイがマレーシアから絶滅した
と専門家たちからの発表がありました。

このサイは、スマトラ島とボルネオ島、マレー半島に分布。
主に河川や沼に近い熱帯雨林に生息しています。
かつては広い生息域を持っていましたが、
次第に減り、
今は、図の赤い星印の部分でしか確認できません。

スマトラサイは、
地球上に現存する5種のサイの中では身体が一番小さく、
2本の角も小さめで、
まばらな被毛で身体全体が覆われています。

かつては、
同じく絶滅に瀕しているジャワサイよりも標高の高い地域にいて、すみわけをしていましたが、
最近は生息地の減少によって、
幅広い標高での目撃されるようになりました。
道路やダム開発、植物油のプランテーション、森林伐採によって
生息域は分断されながら、
急激に縮小。
それに密猟が加わりました。
個体数は、年々減っていて、
1993年の時点で、推定500頭
2000年代に、300頭以下となり、
現在は、
もう地球上に100頭もいないとされ、
飼育下のスマトラサイも9頭しか残されていません。
スマトラサイは、
2013年にもボルネオ島インドネシア領内では絶滅宣言がなされましたが、
その後、
調査用のカメラで20年ぶりに1頭の生存が確認されました。

このマレーシアの絶滅宣言で、
スマトラサイの保護が加速するといいですね。
サイの保護には、生息環境の保全が必要不可欠。
でも
サイの生息域に住む住民たちは、
大規模パーム油プランテーションなどに土地を売る人も多くいます。
生活がギリギリの状態の住民は、
サイの保護のために自分の収入を犠牲にすることはできないのです。
そのため、保護には政治的な背景も大きく影響します。
9月22日は、
世界サイの日。
さらに詳しくは、


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