についても、
少しお話していきましょう。

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私たちは、基本的に、
毎日眠ります。


日常の意識から離れて、
エネルギーが主体の世界へと向かいます。

誰でも、
目が覚めている時には
物質的な視点にすっかり慣れているため
他の意識レベルについては
理解することが難しくなっています。

でも、
夢で見る世界も、
決して空想のものではなく、
しっかりとした実体を伴うものです。


でも、それは理解されません。

普段の日常を物質世界だけの焦点を合わせている状態のまま、
その顕在意識で、
二つの世界の意識を管理することは
ほぼ不可能だからです。



夢は
自分の今いる現実世界と
別の現実世界との架け橋になる、
とても役に立つものです。


意識が深い人ほど、夢をよく覚えています。

夢を活用したければ、
人は多次元レベルにおける実在の世界で同時に活動していることを理解するのが前提です。 



夢で活動する領域は、
すでに言語を超えたところにあります。


夢は、
比較的浅い潜在意識から深い魂の意識にいたる
様々な階層からの情報がえられるため、
目が覚めた時には
それらの記憶が
時に混ざってしまいます。

そして、
それを
極めて制限された顕在意識の世界の枠に
はめ込むことによって理解しようとします。


テレビを見る時に
いくつものチャンネルがあるように、
夢の中でも
いくつもの階層が在るのです。


夢での事象が、
よくシンボルやファンタジーな面白い表現方法となって心に刻み込まれます。




そのシンボルが
どこの階層からもたらされたものかによって
個人の置かれた状況によって
意味も解釈も異なります。

面白いことに
体調によっても、解釈は異なることがあります。

シンボルとして表現されるのは、
言葉で上手く表現できない深い意識の感覚を
顕在意識レベルに変換して
物理的な脳組織を使って理解しようとするためです。

内側の実在世界を表現する方法です。


例えば、
目が覚めた時に
「丸い輪」を覚えていたとします。

それは、調和や輪を示しているかもしれないし、
完全性の象徴であったり、
既存の枠内から抜け出せない状況の象徴であったり、
何か一つのサイクルが完了したことを示唆しているのかもしれません。




誰もが、
日常生活では顕在意識によって制限された枠の中で活動しています。
それは、
自分たちが修行のために選んだことなのですが、


意識の焦点が、
その制限の中に在っても
その枠から一歩進む勇気が必要な時期に来ています。


顕在意識の中に在りながらも
知覚出来ない実在の世界へと
自分の意識を拡げていく。



夢を活用することで、
その一歩を踏み出すことが出来ます。


自分自身で、設定してしまった限界を超えて
意識を拡げていくことには
大きな意味があります。

それはとても重要なこと。

いつかは誰もがやり遂げなければならないこと。


夢は、
顕在意識の限定された枠を取り外して、
意識を拡大していくための入り口の一つになっているのです。



続きます。
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