中国の遺伝子解析研究所ビー・ジー・アイ(BGI) が、
遺伝子技術を使って、
ペット用の超ミニブタを作っている
との発表がありました。

バマ・ピッグという体重約45kgになるミニブタを使い、
遺伝子操作をして成長ホルモン受容体遺伝子の1つを無効にしてしまう技術で、
体重14kg程度の超ミニブタを作るようです。 

バマ・ピッグは、 元々実験動物として作られた品種です。

BGIの技術担当責任者は、
遺伝子操作で作り出したミニブタに、健康上の問題はみつかっていないと主張。
今後さらに遺伝子操作を繰り返して、
さまざまな毛色バリエーションを作り出す予定だそうです。


しかしながら、
遺伝子操作された動物が、
優性遺伝子を保有していた場合、
生態系を破壊する可能性は十分ありえる
と専門家は警告しています。


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遺伝子組み換えは、かなりの危険をはらんでいる技術です。

私たちは、生態系のバランスすら、
ちゃんと理解できていないのです。






英国の研究所では、
遺伝子技術によって

極秘に
人と動物を混ぜ合わせたハイブリッド種を
少なくとも150以上も作成していたことが曝露されました。



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英国では、
「人の受精及び胚研究に関する法律」で、
人間の精子と動物の卵子を受精させるハイブリッド動物の作製、
動物の細胞に人間の細胞核を移植する技術
などが
人と動物を混ぜ合わせる技術が合法化されているのです。


原子力と同様に、
進んだ科学技術に精神性が追い付いていない現状で
このような技術をさらに進めることは
とても危険です。

歩きはじめたばかりの幼児に
車を運転させるようなものではないでしょうか。


さらに、
怖い研究には、
「合成生物学」という分野があります。

これは、新しい生命機能や生命システムをデザインして組み立てるもの。
Wikipediaには、次のように書かれています。
「合成生物学は、人間生活に非常に大きな影響を与えうるため、生命倫理、安全保障、安全、健康、エネルギー資源、知的財産権などの社会問題が浮上してきた。」


以前当ブログ「シャーマン 5 治療の倫理とヒポクラテスの誓い」
の中で精神性と技術について書きました。

そこから抜粋します。

シャーマンたちが、かつて外部からやってくる民俗学者たちにしていた質問があります。
「おまえたちの世界では、治療家を育てる時に、どのように霊性を高め、地球や宇宙、大霊と調和するためにどのように教えるプログラムがあるのか?」

民俗学者たちは、
「西洋医学では、治療技術や理論を教えるが、霊性を高める研修や倫理観を教えるプログラムは無い
と答えると、シャーマンたちは必ず驚くのです。

シャーマンは、治療する人間として も重要なことは、
「霊性と倫理観を高めるためにできるだけの時間を費やすこと」
といいます。

私たちの社会の医療教育、医療現場に欠けている最大のもの、
それは 
人間としての質、つまり霊性を高める時間を作ること。 
 
 
これはそのまま科学技術にも当てはまります。
現代社会のあらゆる分野の教育に欠けている最大のもの。

それは、
人間としての質、高い精神性・高い霊性を養うための時間を作ること。


すべての技術は、
人の高い精神性があってこそ、
本当の価値が引き出されるのです。


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