世界の霊長類の半分以上が絶滅の危機
と専門家らが発表しました。

毎年状況は悪化の一途をたどっています。
絶滅に瀕した大きな原因は、
熱帯雨林の大規模な破壊、
違法な狩猟
などがあります。
特にマダガスカルとベトナムの状況は深刻です。
チンパンジーだけを見ても、
少し前には200万匹いたのに、
現在では30万匹に激減。
国連の報告書では、
2030年までには人の開発によって
アジアの生息地の99%
アフリカの生息地の90%
は
大きなダメージを受けるとしています。
今回発表された最も絶滅に近い25種と推定生息数は次の通り。

かつては、アジアには
ギガントピテクスのような大きな霊長類もいました。
菜食の環境にも優しい種だったようです。
http://frank-lode.deviantart.com/
現在、
霊長類を取り巻く状況が予想を超えて深刻になっています。
今、
真剣に対策を講じて、
行動に移さなければ、
次々と絶滅していくのは明らかなのです。
そして、
これは霊長類の絶滅の問題だけではありません。
生息地の破壊ということは、
私たちをとりまく自然環境も自ら破壊しているということ。
私たちは
自分の首を自分で絞めているということを
自覚していない。
「花は年々開くとも、皆得悟するにあらず」
道元の「正法眼蔵随聞記」の中の一節です。
本来ならば、
自然界の移り変わりから、
宇宙の理を悟る。
でも花が開いても、誰もその本質を見ようとしない。
お花見の席を見ても、
皆お酒に夢中で、本当に花を見ている人などほとんどいません。
酒、酒、花、酒、酒です。
今の現状もこれと似ています。
環境の激変から
私たちは多くの警告をすでに受け取っています。
でも、
それにすら気がつかない。
もしくは
気がついても、
経済活動優先の社会では見て見ぬふりをする。
すべては
毎日を丁寧に生きることに帰結するのではないでしょうか。
お猿さんたちを
子供たちの世代まで残せるかどうかは
私たち次第です。
今日もありがとうございます。
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と専門家らが発表しました。

毎年状況は悪化の一途をたどっています。
絶滅に瀕した大きな原因は、
熱帯雨林の大規模な破壊、
違法な狩猟
などがあります。
特にマダガスカルとベトナムの状況は深刻です。
チンパンジーだけを見ても、
少し前には200万匹いたのに、
現在では30万匹に激減。
国連の報告書では、
2030年までには人の開発によって
アジアの生息地の99%
アフリカの生息地の90%
は
大きなダメージを受けるとしています。
今回発表された最も絶滅に近い25種と推定生息数は次の通り。
Lavasoa dwarf lemur - 生息数不明
Lac Alaotra bamboo lemur - 2,500-5,000
Red ruffed lemur - 生息数不明
Northern sportive lemur - 約50
Perrier’s sifaka - 1,700-2,600
Rondo dwarf galago - 生息数不明だか生息地はほとんど残されていない
Roloway monkey - 生息数不明だが絶滅寸前
Preuss’s red colobus monkey - 生息数不明
Tana River red colobus monkey - 1,000
Eastern lowland gorilla - 2,000-10,000
Philippine tarsier - 生息数不明
Javan slow loris - 生息数不明
Pig-tailed langur - 3,300
Cat Ba langur (golden-headed langur) - 60
Delacour’s langur - 234-275
Tonkin snub-nosed monkey - 250匹以下
Kashmir grey langur - 生息数不明
Western purple-faced langur - 生息数不明
Hainan gibbon - 25
Sumatran orangutan - 6,600
Ka’apor capuchin - 生息数不明
San Martin titi monkey - 生息数不明
Northern brown howler monkey -250匹以下
Colombian brown spider monkey - 生息数不明
Ecuadorian brown-headed spider monkey - 生息数不明

かつては、アジアには
ギガントピテクスのような大きな霊長類もいました。
菜食の環境にも優しい種だったようです。

現在、
霊長類を取り巻く状況が予想を超えて深刻になっています。
今、
真剣に対策を講じて、
行動に移さなければ、
次々と絶滅していくのは明らかなのです。
そして、
これは霊長類の絶滅の問題だけではありません。
生息地の破壊ということは、
私たちをとりまく自然環境も自ら破壊しているということ。
私たちは
自分の首を自分で絞めているということを
自覚していない。
「花は年々開くとも、皆得悟するにあらず」
道元の「正法眼蔵随聞記」の中の一節です。
本来ならば、
自然界の移り変わりから、
宇宙の理を悟る。
でも花が開いても、誰もその本質を見ようとしない。
お花見の席を見ても、
皆お酒に夢中で、本当に花を見ている人などほとんどいません。
酒、酒、花、酒、酒です。
今の現状もこれと似ています。
環境の激変から
私たちは多くの警告をすでに受け取っています。
でも、
それにすら気がつかない。
もしくは
気がついても、
経済活動優先の社会では見て見ぬふりをする。
すべては
毎日を丁寧に生きることに帰結するのではないでしょうか。
お猿さんたちを
子供たちの世代まで残せるかどうかは
私たち次第です。
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コメント
コメント一覧
朝からお酒の匂いが駅のホームにまで漂ってきて、いつもちょっと残念な気持ちになります。
本当にお花を見たい人はシーズン中は近づかないという変な桜の名所なのです。
私には秘密の場所にお目当ての桜の木が1本あって、夜中にこっそり見に行きます。
向かい合っていると、桜の花がこちらの胸に本当に何か語りかけてくるのがわかります。
桜の花としばしの対話…我ながらちょっと怪しい図ですが(笑)
”花は年々開くとも、皆得悟するにあらず”
…見ようとする人にしか見えないということですね。
大事なことを見逃さないように、毎日を丁寧に生きていきたいと、本当にそう思いました。
”明日ありと思ふ心の徒桜、夜半に嵐が吹かぬものかは”
…これは誰の句かは忘れましたが、危機を見て見ぬふりして先延ばしする人間のズルさ
に対する戒めにも通じる気がしたのでここにメモしておきますね。
人間の重罪は、地球が滅びる前に償うことができるのでしょうか。。
罪のない動物たちの苦しむ姿、とてもつらいです。
先日、京都の詩仙堂へ行き、改めて禅の素晴らしさと美を感じました。
そこにあった『六勿銘』(石川丈山)という禅のいましめを読み、「日々を丁寧に生きる」という意味の深さを教えられました。
日常に謀殺される日々を少しづつ変えていきたいと思います。
Maki
絶滅の霊長類とは人も含めてのお話かと思うのですけど、救いは求めないと与えられないし、自分で気づかないと教えられなくて、どれくらいの人がこれまで胸を痛めたり命を費やしてきたことかと。
それでも至福だと感じて波動を高く保つ努力が、無力のようでいて実は一番の光かと思っています。
数日間山に籠っていて、いま下りてきました。
桜もだんだんと、お花見から、桜と共鳴する人が増えてきたように思います。
多くの桜が江戸時代までに作られ、その多くが絶滅したものの、最近になって復活しつつあります。
今は、ソメイヨシノ一色から、さまざまな里桜が再び増えてきました。
先週、桜の名所へ冬のサクラを見に行きました。誰も来ない中で、しっかりと満開。
「自然界のあらゆるものに、心を寄せる」
シンプルだけど、大切なことですね。
禅は素晴らしいですね。
禅寺に行ったら、その心を常に持ち歩く。
どこでも禅寺。
(⌒-⌒)
「日々を丁寧に生きる」
そして毎日のしめくくりに内観すると
その丁寧さが活かされますね。
(‐^▽^‐)