ケープペンギン。

ナミビア共和国南部から南アフリカ共和国を繁殖地としています。

このペンギンが

絶滅しようとしています。


800px-African_penguinsWikipedia

南アフリカ・ケープタウンのボルダーズ・ビーチでは、
人々の前でも、くつろぐケープペンギンたちが見られることで有名です。

o-BOULDERS-BEACH-570HuffinghtonPost

周辺の道路には、
「車の下のペンギンに注意」
の看板も。

この他に「ペンギンは咬みます」との看板もあります。
o-BOULDERS-BEACH-570 (1)HuffinghtonPost

o-BOULDERS-BEACH-570 (2)HuffinghtonPost

以前は一緒に泳げたようです。
teregpenguinteregraph.co.uk


petegpeng1teregraph.co.uk


ずっと昔から見られるこのほほえましい光景も
まもなく
終わりを迎えてしまうかもしれません。


このペンギンたちの数が
急速に減少し、
絶滅へと向かっていることがわかったのです。


ケープタウン北部の公式な統計では、
2004年に32,000ペアのペンギンがいましたが、
10年後の
2014年には、
3,000ペアにまで減少。


なんと
たった10年という短い期間に
十分の一以下に激減していたのです。



南アフリカ共和国政府の推定では、
南アフリカ全体のペンギン数は
1920年代には、1,000,000ペア以上生息していたとされ
2012年の時点で 19,000ペアとしています。

五十分の一以下の激減状態です。

1967年までは自由に卵の採取されていたくらいです。


もう一つの生息地ナミビアではどうでしょうか?

鳥の国際保護組織バードライフ・インターナショナルによると
1978年には、12,162ペアだったのが
2008年には、   4,563ペア
急激に減少しています。


現在あらゆる生物が、急速にその数を減らしつつあり、
それに対して
ほとんどの人が無関心です。


でも、
生物たちに起きている種の絶滅は
別の惑星での話ではありません。

私たち人間にも
大きく影響しているのです。

カエルを水のいれた鍋に入れて
ゆっくりと似ていくと
気が付かずに手遅れになると言うたとえ話があります。


今の私たちの状況そのものです。

Boiling_Frogs_Syndrome.cityhyd.info


何が出来るのか
考えてみませんか?


今日もありがとうございます。

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