オーストラリア大陸の南に位置する
美しいタスマニア島。


タスマニア島の面積は
北海道の約80%。
その20%が原生地域です。

この島の原生地域は、
世界で最も清浄な場所として
世界遺産登録されています。


樹齢2,000年を超える巨木や高さ90mのユーカリの木
そして
タスマニアン・デビルやカモノハシなど
多くの固有種が生息しいる地上の楽園です。

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この美しい楽園が
再び大規模な山火事(ブッシュファイヤー)で燃え続けています。



これは
NASAの衛星写真です。

画面左側の黒い部分が焼失、
真中やや右側の煙が、燃えている所からでている煙です。
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80ヵ所の大規模山火事で
36,000ヘクタール(88,957エーカー)以上が焼失。
 
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貴重な生物たちが次々と焼失
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焼失した中には、貴重な生物たちがたくさん。

この地衣植物は、500~600年齢だそうです。
500年かけて成長してきて、
今回の山火事で
あっという間に焼失。
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これは樹齢1,500年の松の木
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こちらには、炭となった苔と生き延びた苔
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このワラビはかろうじて生きていますが・・・。
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ようこその看板
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見渡す限りの焼野原
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生き延びた生き物も。
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もともとオーストラリアは、
ブッシュファイヤーが自然の生態系の中に組み込まれています。

火に頼って
子孫を残していく生物種もあります。

たとえば、
「バンクシア」という綺麗な花を咲かせる植物があります。
このバンクシアの種子は、
木質で厚い殻に包まれた袋果の中に種子がはいっています。
この袋果は、
火で焼かれた時だけ、
その熱で分厚い殻が開いて
種子が放出される構造になっています。

つまり、
ブッシュファイヤーで焼けないと
子孫が継代されないのです。

コアラがたべるユーカリの木も
同様にブッシュファイヤーが子孫繁栄に必須です。


でも、
近年の異常気象による
極端な気候の変動で、
今までのような回復は難しいのではないかとも推測されています。

それでも
時間がかかっても
必ず美しい自然は戻ってきます。



春来草自生
(はるきたらば、くさ、おのずからしょうず)

春になれば、
草は自然に生えてくる。

これは、
自然の力強さ、
人間の度量の範囲を超えた強さを感じる言葉でもあります。



人も
何があっても
どこにいても
自然に沿って生きることで

自然界の無限の強さと共に在ることができます。




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