この写真、
孵化したての
カカポの雛です。

ニュージーランド・アンカー島のカカポです。
kakapo1NEW ZEALAND DEPARTMENT OF CONSERVATION


絶滅の淵から
蘇った鳥
カカポ


カカポは、ニュージーランド現地のマオリ語で「夜のオウム」という意味に由来し、
日本語では「フクロウオウム」と呼ばれています。


飛べない鳥のため
移住者が持ち込んだ犬や猫やネズミなどの捕食動物
そして
人間により
次々と殺されてしまい、
1970年代には絶滅したと考えられていました。


ところが、
1989年に
再発見されたのです。


すぐに「カカポ回復計画」が立てられ、
ニュージーランドでは、捕食動物のいないたった三つの島
アンカー島とコッドフィッシュ島、リトルバリアー島へ
すべてのカカポが移され、
手厚く保護されています。



可愛い顔のカカポ。
kakapo-chick-223NEW ZEALAND DEPARTMENT OF CONSERVATION



成長すると、
体長60cmに達し、
体重は3~4kg、
黒の模様入りのモスグリーン色の羽を持つ綺麗な鳥になります。
身体の模様は、
迷彩服のようになっていて、
危険があると
ぴたっと止まり、周囲と同化します。
c806cec3c57665d7NEW ZEALAND DEPARTMENT OF CONSERVATION



involvedNEW ZEALAND DEPARTMENT OF CONSERVATION



現在世界に125羽だけ。
保護した時点で、年齢不明な個体も31羽。

カカポ回復計画では、
今年もボランティアを募集しています。


今後無事に増えていくことを願っています。





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