ベルジアンブルー。

品種改良で作成された牛です。
筋肉増強剤は使っていませんが、
すごい筋肉質の牛です。
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後ろから見た牛。
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この品種は、
筋肉の過剰な生成を抑える成長因子ミオスタチンの自然変異によって、
筋肉が過剰に発達してしまう牛を継代していったもの。



食べる部分が多く
脂肪分が少ないからという理由です。

殺して食べるためだけに
作り出した品種。

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でも、
不自然な交配によって選出された品種によくある問題があります。

90%以上のベルジアンブルーブルは、
帝王切開で生まれます。


普通分娩はまず不可能なのです。


そして出産の最中に
多くの母牛と仔牛たちは死亡します。



うまく生まれてきた仔牛も
生後48時間以内に突然心停止する個体が多くいます。






人の食欲を満たすために
動物を過剰に犠牲にしていく・・。

フォアグラにしても
ベルジアンブルーブルにしても
不自然な状態を作り出して
動物たちを犠牲にしてまで
美味しいと思えるのは
不自然なこと。



「欲深禍重」

欲が深ければ
災いが大きくなる
という意味。

適切で適度な欲は
あらゆる物事を遂行する原動力となります。
でも
行き過ぎた欲
自然の摂理に反する欲は
いつか災いを呼ぶことになります。

過剰に品種改良した牛を
過剰な食欲の犠牲にすることも
自らの心身によい影響はないでしょう。


自分が食べる食材を決める時から
少しずつ少欲を実践していくのは良いことだと思います。

 

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