ウィンキーとワンダ。


デトロイト動物園にいたアジアゾウたちです。 
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デトロイト動物園では、
ゾウたちのために
できるだけ快適な場所を確保する努力をしてきました。



タイヤの玩具を与えたり
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さまざまな工夫をこらしたり
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砂山を作ったり
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ゾウたちが快適に過ごせるように
出来る限り
さまざまな工夫をしてきました。



お金のない東京都所有のゾウのはな子の場合には
一生狭いコンクリートに閉じ込め
玩具も最後の晩年だけで
仲間もなく一生孤独
生涯、土の上を歩くことすら知らず
でしたから


ウィンディとワンダの場合には
はるかに待遇はマシでした。



でも、
なにをやっても
広大な場所と
仲間が
必要なゾウにとっては
不十分だったのです




そこで
デトロイト動物園では
ウィンキーとワンダをカリフォルニアにある
ゾウの保護地区へ
引退させる決意をしました。



保護地区は
広大な土地と
他のゾウの仲間たちがいます。

このどちらもゾウには必要なのです。


動物園では、
ゾウをただ生かすだけではなく

「生きがいを持って暮らす」
ことを目指した結果の決断でした。



保護区では
ウィンディとワンダは
のびのびと暮らすことが出来るように
なりました。
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動物園の環境とは
まったく違います。
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ウィンキーは
3年幸せな時間を保護地区で過ごした後
56歳で亡くなりました。

ワンダは、
10年間幸せに暮らした後
57歳で亡くなりました。


保護区に移ってからの彼らは
とても幸せだったそうです。

動物園の担当者は、
動物園からゾウを離すという今回の決断について
「もっと早くに決断してあげればよかった。」
と話しています。



東京都所有のはな子は
過酷な環境の中
亡くなっています。

本当に東京都は
わずかな予算すらなかったのでしょうか?
はな子の隣には広大な更地があったのに
そこすら使われることなく
コンクリートに閉じ込めたままだったのです。


いまだはな子と同じような境遇のゾウたちがたくさんいることから、

やはり
第三者の目で
一日もはやく
見直してほしいと思います。



この問題も隠されたままではなく
いまだ
コンクリートに閉じ込められたままのゾウたちのために
皆が考える問題だと思います。




こちらも
「ひかたま:国内最高齢ゾウのはな子逝く」


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