韓国のソウル動物園.

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昨年1月から今年5月までに
286頭の動物が死亡。

そのうち
貴重なジャガーなどの
絶滅危惧種も
132頭含まれていました。

この132頭の死亡の中で
老衰で死亡したのは
12頭のみ(9%)。

残りの120頭(91%)は
外傷や病気が原因でした。



この動物園の飼育する動物は
約3000匹。

この死亡率は異常です。

動物園側は
予算が足りず、
老朽化した施設をそのまま使い続け
スタッフの数も不足していたこと
などが
死亡率が異常に高い原因と理解しているそうです。

動物が
相当に劣悪な環境に置かれているということ。


残された動物たちも心配です。


先日
米国インディアナ動物園が
同動物園の花形だった
ホッキョクグマを手放したことをブログに書きました。
ホッキョクグマを手放した動物園

それは動物たちのことを第一に考えた結果です。


デトロイト動物園でも
ゾウを手放しました。
動物園にゾウはいらない理由

これも
動物園では、
動物たちをただ生かすだけではなく
「生きがいを持って暮らす」
ことを目指した結果の決断でした。


アルゼンチンのブエノスアイレス動物園
は閉鎖されることになりました。
動物園の在り方


ここでも
野生動物を動物園のような不自由な場所に閉じ込めていいのか
見世物としていいのかという
動物園の在り方を問う議論が出てきました。 

そこで下した決断は
動物園を廃止して 
動物たちを
もっと動物らしく
もっと自由に暮らすことのできる
保護地区へと移動させることにしたのです。



コスタリカでも
今後10年以内に
すべての動物園の閉鎖することを決定しています。
コスタリカがすべての動物園閉鎖




なぜ韓国の動物園が
予算を少ないことを理由に
動物たちを見殺しにしてしまうのか
他に方法がなかったのか。


とても残念なニュースです。


オーストラリアで繰り返されるコアラの大量安楽死の件も
そうでした。
他にいい方法がないか
より多くの人からの
アイデアを求めるのも
ただ秘密裏に動物たちが殺されていくよりも
いいのかもしれません。

コアラの大量安楽死
再びコアラの大量殺処分実施




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