ヨウム。

アフリカ西海岸の森林地帯に分布する大型インコです。



知能がとても高い鳥で
人の言葉を聞くと、それをよく覚えていて、真似できます。
さらに、ヨウムは人の言葉の意味を理解して
人間とコミュニケーションをとる能力があるとされています。

ARKive.org


今回は
そんなヨウムが目撃者となった話です。



2015年に
アメリカ・ミシガン州のサンドレイク在住のマーティン・デュラムさんが射殺体が発見されました。
その傍らには、
頭部を撃たれた妻グレンナが横たわっていました。

警察官が現場に駆け付けた時には、
二人とも死んでいると思われましたが
妻グレンナはかろうじて生きていました。


第三者による殺人事件としては証拠もなく
妻グレンナさんが3通の遺書をのこしていたことから
グレンナさんが夫のマーティンさんを殺して
無理心中しようとしたのではないかと推測されていました。

でも明確な証拠がありません。

この事件は、
詳細がわからず迷宮入りするところでした。


グレンナさんは
夫の殺害を否定し、
頭部を撃たれたことで何一つ覚えていないと証言していたのです。


ところが
この夫妻は
ヨウムを飼育していたことから
事件の捜査は再び動き出したのです。

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このヨウムが、
男女の声を使い分けて
言い争いを再現し、
「撃つな！Don't f****ing shoot」
と叫び声まで真似していました。



これを有力な証拠として
グレンナは夫の殺人容疑で逮捕されました。


鳥が事件を証言して、