世界には
うつ病に苦しむ人たちが3億5千人ほどいると推測されています。
うつ病は、
単一の疾患ではなく
症候群であるために、
詳細な原因は特定されていません。
原因が特定されていない状態のため
治療は、薬や行動療法、心理療法など
さまざまな方法を使って行われています。
でも、
特効薬はありません。
mcgovern.mit.edu
今回ケンブリッジ大学の研究チームは、
うつ病の原因の一つを突き止めたとの論文を出しています。
それによると、
炎症性化学物質が脳内に侵入して、
セロトニンの分泌を阻害してしまうことで
うつ状態になりやすくなる。
つまり
関節リウマチのような
体の免疫システムが過剰に反応してしまう自己免疫性疾患であることが原因の一つと推定しています。
うつ病の患者たちの血液中のCRP(C反応性蛋白)という炎症性マーカーが、
正常値の数十倍にまで上がっていることもそれを裏付けています。
つまり
炎症性の自己免疫性疾患として治療すれば、
炎症が治まり、
症状が治まる可能性があります。
英国ケンブリッジ大学では、
うつ病患者に対して
抗炎症薬の投与などの治療を行なった結果、
脳内の神経機能が大きく改善されて、
うつ状態が好転しました。
まだ日本では、
うつ病患者を自己免疫性疾患として治療することは
少ないかもしれません。
でも、
向精神薬を飲む前に
やるべきことがあるということです。
向精神薬を
安全とか
副作用が少ないなどと
言って大量処方する医師もいますが、
決して最善の治療とは言えないと思います。
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うつ病に苦しむ人たちが3億5千人ほどいると推測されています。
うつ病は、
単一の疾患ではなく
症候群であるために、
詳細な原因は特定されていません。
原因が特定されていない状態のため
治療は、薬や行動療法、心理療法など
さまざまな方法を使って行われています。
でも、
特効薬はありません。

今回ケンブリッジ大学の研究チームは、
うつ病の原因の一つを突き止めたとの論文を出しています。
それによると、
炎症性化学物質が脳内に侵入して、
セロトニンの分泌を阻害してしまうことで
うつ状態になりやすくなる。
つまり
関節リウマチのような
体の免疫システムが過剰に反応してしまう自己免疫性疾患であることが原因の一つと推定しています。
うつ病の患者たちの血液中のCRP(C反応性蛋白)という炎症性マーカーが、
正常値の数十倍にまで上がっていることもそれを裏付けています。
つまり
炎症性の自己免疫性疾患として治療すれば、
炎症が治まり、
症状が治まる可能性があります。
英国ケンブリッジ大学では、
うつ病患者に対して
抗炎症薬の投与などの治療を行なった結果、
脳内の神経機能が大きく改善されて、
うつ状態が好転しました。
まだ日本では、
うつ病患者を自己免疫性疾患として治療することは
少ないかもしれません。
でも、
向精神薬を飲む前に
やるべきことがあるということです。
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言って大量処方する医師もいますが、
決して最善の治療とは言えないと思います。
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コメント
コメント一覧
裏付けとなるマーカーがあるのは説得力があるかも知れません。
でも、そもそも医者は本当にうつ病の患者さんを治したいと思っているのかどうか、
そこに一番の問題があると思っているので、私はけっこう冷ややかに見てしまいます。
(話の的からズレてすみません)