マルミミゾウ。
別名は、シンリンゾウ。

英語では
アフリカン・フォーレスト・エレファント(アフリカの森のゾウ)です。
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アフリカ大陸西部から中部の森に生息しています。
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マルミミゾウの体は
サバンナに住むゾウよりも一回り小柄です。
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マルミミゾウは、
今この瞬間も
象牙目的の密猟によって次々と殺されています。



この図は、
1950年代と現代のマルミミゾウの生息数の比較です。
ほんのわずかな期間に激減してしまったのが
わかります。

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1950年代には まだ60万頭以上いました。
それが、
1993年には  50万頭 
2012年には  10万頭
2016年には    7万頭

 
そして今も
人はマルミミゾウを殺し続けているのです。


もし仮に
うまく殺戮を止められたとしても
マルミミゾウは
繁殖速度が遅いために
2002年の数に戻るのには
約1世紀が必要です。




従来の動物保護では、
生息数が多かったため
今いる個体を保護する「生まれてから死ぬまで」が主体となってきました。


生息数が少なくなってしまった現在の動物保護では、
種としての「生から生へと繋いでいく」という生の循環を視野に入れた保護が必要になりました。



「蘇り」(よみがえり)


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