メタボ健診

40歳〜74歳までの公的医療保険加入者全員を対象とした保健制度で、
2008年4月から開始されました。

公式には「特定健診・特定保健指導」といいますが、
長いので
「メタボ検診」
と言います。

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健保組合連合会(健保連)が
2014年にメタボ検診を受けた
約326万人
血圧、脂質、血糖、肝機能の4項目のデータを
分析調査したところ
予想通りというか
驚くべき結果でした。

 

メタボ健診を受けた人のうち、
血圧などの数値4項目が
厚生労働省の定める基準範囲内だった人は

19%
つまり
5人に1人しかいませんでした。



4項目全てで
健康基準だったのは19.0%。

たしかにメタボ基準が多少厳しいとはいえ
この数字は・・・。


「生活習慣改善のために保健指導が必要」と判定されたのは 32.7%

大きく基準を外れた「医療機関の受診を勧める」対象は48.3%もいたのです。





肥満や運動不足は、
さまざまな病気をまねく要因となります。


関節障害や心臓病を悪化させたり
肝機能障害や膵炎、糖尿病を促進したり、
突然死につながる睡眠時無呼吸症候群にも大きな影響します。

また、
大腸がんや前立腺がん、乳がん、子宮がんなど、多くのがんのリスクも高めます。


さらに、
肥満の人は、
健康な人と比べると脳の老化進行が16歳分も早くなり、
脳組織が8%程少ないことが判明しています。

脳組織の減少は
主に前頭葉と側頭葉で確認され、
記憶力や意思決定能力に影響しているようです。


高脂肪食を食べ続けると
うつ病になるリスクは増大します。

そして、
肥満の妊婦は、
先天異常児を産む可能性が、通常の妊婦よりも高いとする複数の論文もあります。
神経管欠損の子が産まれる確率は2倍、
二分脊椎の子が産まれる確率は2倍以上高くなります。
心臓に欠陥がある赤ちゃんを出産するリスクも18%増加します。




まずは
過剰の食生活を見直し
健康的な生活を心がけることですね。


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