コーヒー
毎年10月1日は
「International Coffee Day(コーヒーの日)」です。
現在の気温上昇によって
危機的状況に陥っている植物の一つです。
David Hagerman/The New York Times
オーストラリアのNPO組織 the Climate Instituteが
コーヒー好きにとって衝撃的な論文を発表しました。
その研究によると、
この気象が続くのであれば
2080年までには
世界中の野生種のコーヒーが
絶滅してしまう可能性もあるようです。
現在のコーヒーの栽培地域は
図のようになっています。
link.springer.com
青い色は、Coffea canephora種
オレンジ色は、 Coffea arabica種
灰色部分は、すべての種です。
現在世界で栽培されるものの約7割のコーヒー豆が
このオレンジ色で示されたアラビカ種になっています。
つまり
このわずかな部分に集中しています。
そこにもし気温の上昇によって
病原体や害虫などに襲われれば、
容易に壊滅状態になってしまいます。
例えば
2012年の中央アメリカでは、
気温の上昇と異常降雨のために
「さび病」が蔓延してしまい、
約35万人の労働者が職を失ってしまいました。
すでに
「ブルーマウンテン」は日本ではほとんど流通していません。
それは、
栽培地域が
ジャマイカ共和国ブルーマウンテン山脈の
標高1200メートル近くの限られた地域だけに限定しているからです。
そして
異常気象によるハリケーンや気温の上昇によるさび病や
コーヒーベリーボーラーという病害虫の蔓延などによって
かなりの大打撃を受けてしまったのです。
次の図は、
さまざまな気候条件を考慮した
2050年のシュミレーションです。
緑色と青色(ほぼ無い)が栽培良好な地域。
オレンジと赤色は、栽培困難なとなる地域。
栽培地域のほぼ全域が、
栽培困難になってしまっているのが一目瞭然です。

近い将来
コーヒーの価格が上昇し始め、
さらに
高級品となり、
その後飲めなくなる日が来るのかもしれません。
aol.com
気候の変動は、
私たちすべての人の活動が影響しています。
地球に優しい生活を
より多くの人が実践することは
誰にでも
いますぐに
出来ること。
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危機的状況に陥っている植物の一つです。

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その研究によると、
この気象が続くのであれば
2080年までには
世界中の野生種のコーヒーが
絶滅してしまう可能性もあるようです。
現在のコーヒーの栽培地域は
図のようになっています。

青い色は、Coffea canephora種
オレンジ色は、 Coffea arabica種
灰色部分は、すべての種です。
現在世界で栽培されるものの約7割のコーヒー豆が
このオレンジ色で示されたアラビカ種になっています。
つまり
このわずかな部分に集中しています。
そこにもし気温の上昇によって
病原体や害虫などに襲われれば、
容易に壊滅状態になってしまいます。
例えば
2012年の中央アメリカでは、
気温の上昇と異常降雨のために
「さび病」が蔓延してしまい、
約35万人の労働者が職を失ってしまいました。
すでに
「ブルーマウンテン」は日本ではほとんど流通していません。
それは、
栽培地域が
ジャマイカ共和国ブルーマウンテン山脈の
標高1200メートル近くの限られた地域だけに限定しているからです。
そして
異常気象によるハリケーンや気温の上昇によるさび病や
コーヒーベリーボーラーという病害虫の蔓延などによって
かなりの大打撃を受けてしまったのです。
次の図は、
さまざまな気候条件を考慮した
2050年のシュミレーションです。
緑色と青色(ほぼ無い)が栽培良好な地域。
オレンジと赤色は、栽培困難なとなる地域。
栽培地域のほぼ全域が、
栽培困難になってしまっているのが一目瞭然です。

近い将来
コーヒーの価格が上昇し始め、
さらに
高級品となり、
その後飲めなくなる日が来るのかもしれません。

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コメント
コメント一覧
緩やかな気温上昇なら人間も動植物も徐々に適応できると思うのですが、急激な変化に
対応するのは何でも難しいものですね。栽培地がどんどん北上して、もしかしたら日本で
栽培されたコーヒー豆が出てくるかも知れません。