シリア。

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シリアでの内戦が続いている国です。
石油を支配したい大国同士が
シリアを利用して内戦にさせています。


現アサド政権を支援する国(中国、ロシア、イランなど)

反政府軍を支援する国(米国、イスラエルなど)

代理戦争のようなものです。


それによって
シリアに住む住民たちが甚大な被害を受け続けています。



国外へ逃れることのできたシリア難民は約410万人。
さらに
国内で避難生活を送らざるをえない難民は約760万人。

これは
シリアの総人口の約半数となり、
現在の世界の避難民の約5分の1を占めています。



私もシリア・アレッポの石鹸を使っていますが、
使うたびに
心が痛みます。


このシリア北部の都市アレッポも
内戦の現場として壊滅状態なのです。

次の写真は最近のアレッポの街です。
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ほぼ壊滅状態です。
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戦闘も
爆撃も
いまだ続いています。
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一般市民が生活する場でも
爆撃されます。
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アレッポの報道では
多くの遺体や負傷者が写っています。
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そこに
「アレッポの猫男」と呼ばれる救世主がいます。

救急車の運転手であったモハマド・アラー・アルジャレールさんです。



aleppometro.co.uk

彼は、
現在も激しい戦闘が続くアレッポに残り、
100匹以上のネコを世話しています。

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ネコ好きの彼は、
内戦で傷ついた猫たちを放置しておくことが出来ませんでした。
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彼の友人たちのほとんどは、
アレッポから脱出して
避難民となりました。

その時に
愛する猫たちを連れて避難することは不可能だったのです。

そこで
彼は
アレッポから避難する友人に頼まれた猫の世話をはじめ

次第に
その数が増えていきました。

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そして1年経ったころには、
猫の数が100匹を超えていたのです。

彼はこういいます。
「自分は、どんなことがあろうと、猫たちと共にいる。」


彼の活動に感動し、賛同した人々が
「アラーにノイーベル平和賞を」という応援フェイスブックを作りました。
alllFacebook


これがフェイスブックに載っている彼の日常生活です。
alleaaFacebook

爆撃の瓦礫の中から
助け出した猫
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nobelFacebook


彼の助けている猫たちは
現地にとどまっている子供たちの
心のオアシスにもなっています。

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