東京には
樹齢100年近くなる美しい街路樹が
立ち並ぶ場所がいくつもあります。


コンクリートばかりの景観に
大木があると
人々の心は癒されます。




東京神田の警察通りも
その中のひとつです。

合計32本のイチョウと5本のプラタナスが並ぶ美しい街路樹です。

ここに
先日
張り紙が張られました。

オリンピックのために
樹木たちをすべて伐採するとの通達でした。

chiyoda千代田の街路樹を守る会


現場となった千代田区は、
オリンピックのために
大規模な道路工事を計画しています。

工事に伴い、
白山通り、明大通り、神田警察通りで
合計300本もの樹木を伐採してしまう計画です。



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樹木は
長い年月ここで生きています。


何十年もの間
人々の心を癒し
空気を浄化してきた樹木を

たった2週間のお祭りのために
殺してしまって
いいのでしょうか?



まるで樹木たちが
命を持っていないかのような計画です。




今回のこの街路樹の通りも、
220mの自転車道を作るために
2億円もの税金を費やして
業者に発注しています。

区役所は伐採について、
事前に区議会にも住民にも知らせることはありませんでした。

伐採当日の夜になって、
木を愛する住民たちによって
工事は一時中断されました。

伐採を反対し、木を愛する人たちからの陳情や
署名が提出されました。


それでも
区は伐採に意欲的です。


オリンピックでは、
お金も命もたくさん犠牲にする。

こんなことをいつまで続けるつもりなのでしょう。



こちらは、
樹木を守る署名サイトです。

jyumokuChange .org

千代田の街路樹を守る会のウェブサイトはこちら。





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