SMILE
Small Incision Lenticule Extraction

米国食品医薬品局(FDA)で承認された
新しい近視矯正手術です。

smile44Youtube


目の角膜の一部を
レーザーでシート状に取り除き
角膜の屈折率を変化させます。

Smilef1eyewiki.aao.org



日本では
レーシック(LASIK)という角膜を削る手術法が主流となっていますが、

SMILE法では
矯正精度・術後屈折がより安定し
術後の回復がより早く
角膜三叉神経繊維の損傷が少なく
術後の痛みも軽減され
一番多かった合併症であるドライアイも少ない


より進化させた手術法です。


米国FDAの承認のために提出された臨床試験では、
328人の被験者がSMILE手術を受けて
術後6か月で
88%が裸眼視力1.0以上になっています。


日本では
レーシックも
スマイルも、
基本的には健康保険が適用されない自由診療として
実施されています。


レーザー光線で
角膜をシート状に切り取っていきます。
smile44Youtube

断面図です。
smli2Youtube

レーザーで切り取った後に
小さな切開部から
鉗子を挿入して
切り取られた角膜のシートをつかみます。
smlYoutube

そして
そっと切り取られた角膜シートを取り出します。
smliYoutube






私が
視力矯正手術を受けた時には

まだ
レーザー手術など無く、
ロシアで初めて手作業で行われていた30年ほど前です。


当時オーストラリアにいた眼科医のおばあちゃんが
私が切ってあげると言われ、
手作業で角膜を切ってもらったことがあります。


術後すぐに
オーストラリア内陸部の砂漠地帯に飛び、

オーストラリアで最も熱いキンバリー地域の奥地で
暮らしていましたので、

手術直後なのに
目の中に砂がたくさん入ってくるし

冷暗所保存の目薬なのに
日陰でも50℃を超えて
目薬を日陰に置いても
目薬の液が熱くてさせないし・・。


たいへんでした。
(o^∇^o)ノ


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