ミンギーちゃん。
捕えられたオランウータンの子供です。
一年以上もの間
コンクリートの建物の隙間に繋がれたまま
幽閉されていました。
Orangutan Information Centre
赤ちゃんの時に
村の近くの森で捕えられて、
それから
コンクリートの隙間で生きてきました。
通常
赤ちゃんオランウータンを捕まえる時には、
まず
お母さんを殺して
赤ちゃんを奪い取ります。
ミンギーがどのような状況だったかは
わかりませんが、
おそらく目の前で
愛するお母さんが射殺されてから
誘拐されたことでしょう。
ある日突然
お母さんと
緑あふれる森の中で
幸せに暮らしていたミンギーの生活は
一変してしまいました。
ミンギーを捕まえた男は
ふと思い立って
ミンギーを友人に渡しました。
いきなりオランウータンの赤ちゃんを受け取った友人は、
そのまま
建物の隙間に繋いだのです。
Orangutan Information Centre
その残酷な仕打ちは
ただ単に
彼の家族を面白がらせるためでした。
それだけのために
ミンギーは、
首を鎖で繋がれ、コンクリートのボルトで固定。
自由に遊ぶことも
自由に走ることもできず、
お母さんも
楽しく遊んだ森も
すべてを何の意味もなく奪われ
雨風すらしのげないコンクリートの隙間で
自分を抱えながら
寝ていました。
Orangutan Information Centre
豊かな森の中で
お母さんに抱っこされて眠っていた幸せな日々とは
大違いです。
食事もちゃんとしたものは与えられていなかったようです。
村人たちも
毎日このコンクリートの隙間に幽閉されている
ミンギーを見ながら
驚くことに
誰一人助けようとはしなかったのです。
そして
動物保護団体であるオランウータン情報センターと当局が
通報を受けて
現場に駆け付けました。
飼い主は違法飼育として
ミンギーの引き渡しをすぐに了承。
救出されました。
Orangutan Information Centre
救出時
すでにミンギーは人間不信に陥っており
救出するために
鎮静剤投与が必要でした。
Orangutan Information Centre
ミンギーは
このあと検疫に送られ
その後リハビリ施設へと移送されます。
それから
再び故郷の森へ帰ることができます。
お母さんを殺して
ミンギーちゃんを拉致し
コンクリートの劣悪な環境に閉じ込めて
あとは
無視。
タイで起きた同様の例では
21年間鎖でつながれたまま放置されていました。
他にも
たくさん
同様の事例が報告されています。
誰もが
どんな環境でも
そこに関わる人たちの意識次第で
世界はよりよく変えられる。
多くの人が
慈悲の心を強く持てば
明るい未来が待っていると思います。
今日もありがとうございます。
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捕えられたオランウータンの子供です。
一年以上もの間
コンクリートの建物の隙間に繋がれたまま
幽閉されていました。
Orangutan Information Centre
赤ちゃんの時に
村の近くの森で捕えられて、
それから
コンクリートの隙間で生きてきました。
通常
赤ちゃんオランウータンを捕まえる時には、
まず
お母さんを殺して
赤ちゃんを奪い取ります。
ミンギーがどのような状況だったかは
わかりませんが、
おそらく目の前で
愛するお母さんが射殺されてから
誘拐されたことでしょう。
ある日突然
お母さんと
緑あふれる森の中で
幸せに暮らしていたミンギーの生活は
一変してしまいました。
ミンギーを捕まえた男は
ふと思い立って
ミンギーを友人に渡しました。
いきなりオランウータンの赤ちゃんを受け取った友人は、
そのまま
建物の隙間に繋いだのです。
Orangutan Information Centre
その残酷な仕打ちは
ただ単に
彼の家族を面白がらせるためでした。
それだけのために
ミンギーは、
首を鎖で繋がれ、コンクリートのボルトで固定。
自由に遊ぶことも
自由に走ることもできず、
お母さんも
楽しく遊んだ森も
すべてを何の意味もなく奪われ
雨風すらしのげないコンクリートの隙間で
自分を抱えながら
寝ていました。
Orangutan Information Centre
豊かな森の中で
お母さんに抱っこされて眠っていた幸せな日々とは
大違いです。
食事もちゃんとしたものは与えられていなかったようです。
村人たちも
毎日このコンクリートの隙間に幽閉されている
ミンギーを見ながら
驚くことに
誰一人助けようとはしなかったのです。
そして
動物保護団体であるオランウータン情報センターと当局が
通報を受けて
現場に駆け付けました。
飼い主は違法飼育として
ミンギーの引き渡しをすぐに了承。
救出されました。
Orangutan Information Centre
救出時
すでにミンギーは人間不信に陥っており
救出するために
鎮静剤投与が必要でした。
Orangutan Information Centre
ミンギーは
このあと検疫に送られ
その後リハビリ施設へと移送されます。
それから
再び故郷の森へ帰ることができます。
お母さんを殺して
ミンギーちゃんを拉致し
コンクリートの劣悪な環境に閉じ込めて
あとは
無視。
タイで起きた同様の例では
21年間鎖でつながれたまま放置されていました。
他にも
たくさん
同様の事例が報告されています。
誰もが
なんとなく知りながら
無関心
そして
無視。
たとえば
動物園はどうでしょうか?
写真は
閉鎖された動物園の動物舎です。
捕まったら
一生死ぬまで
このようなコンクリートの中で生きる。
bawehali.files.wordpress.com
どこにでも
似たような状況は
大なり小なり
たくさんあります。
そこに関わる人たちに
どれだけの愛情や優しさ、希望といった
ポジティブな気持ちがどうかで
同じ環境でも
状況は全く違ってきます。
たぶん
私たちは
同じようなことをたくさんしています。
ただ気がついていないだけ。
たとえば
動物園はどうでしょうか?
写真は
閉鎖された動物園の動物舎です。
捕まったら
一生死ぬまで
このようなコンクリートの中で生きる。
bawehali.files.wordpress.com
どこにでも
似たような状況は
大なり小なり
たくさんあります。
そこに関わる人たちに
どれだけの愛情や優しさ、希望といった
ポジティブな気持ちがどうかで
同じ環境でも
状況は全く違ってきます。
どんな環境でも
そこに関わる人たちの意識次第で
世界はよりよく変えられる。
多くの人が
慈悲の心を強く持てば
明るい未来が待っていると思います。
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コメント
コメント一覧
お母さんから引き離されてしまってるのか?
お父さんからも引き離されているのか?
そして生まれた土地から離されているのか?
そこに全く疑問がなく
人間の欲で言い訳をする
この状況に気づいて欲しいなと思います
こちらで動物の虐待や種の絶滅などの話を何度も何度も読ませていただいて、そのたび胸を突き刺され このままではいけないと思うのに、時が経つと 自分自身のことだという切迫感が希薄になってしまうのはなぜだろうと考え続けてきました。
そしてきょうの記事からふと思ったのです、まず私自身が 自分のほんとうの心を思い込みの檻に閉じ込めて辛い目に遭わせているのではないかと。
日ごろ見聞きする子どもや動物の虐待のニュースは それが外の世界に投影された結果なのではないかと。
私たちひとりひとりの心が囚われから解放されたとき、せき止められていた慈悲の心が溢れ出し 自ずと行動が起こって 世界が変わるのかもしれない。。。。そんなイメージが湧きました。