米国は
オバマ政権からトランプ政権へ移行して
「米国第一」主義を前面に掲げて
経済発展を重視する政策が進行中です。

経済発展に伴い
眼の上のたんこぶとなりえるのは
環境問題です。


earthday_deforeinhabitat.com

トランプ大統領は、
公約として

環境保護庁を解体し、
バラク・オバマ前大統領が掲げた「クリーン・パワー・プラン」も廃止、
「パリ協定」からも脱退する意図を示しています。

これら環境に優しい政策は
経済発展を妨げるものだからです。



ホワイトハウスのウェブサイトも一新されましたが、

環境問題を扱う
アメリカ合衆国環境保護庁のウェブサイトも
大幅に改定&削除されはじめています。


アメリカ合衆国環境保護庁(EPA)は、
米国民の健康保護と自然環境の保護を目的とする連邦政府の行政機関です。



今までのウェブサイトと
新しく一新されたウェブサイトの比較です。
左が旧サイト
右が新サイト。

大幅な改定が見られます。
経済活動によって増大する
炭素放出については
大幅に削除されたようです。

2_2_17_Brian_EPAPaclimatecentral.org


 
部族支援プログラムtribal assistance program
も削除されています。

2_2_17_Brianclimatecentral.org


国際的な気候に関するパートナーシップのページも大幅に削減。

2_2_17_Brian_EPclimatecentral.org


気候の変動については後回しとなるようです。

気候変動枠組条約締約国会議で締結されたパリ協定からも
一歩距離を置くようです。



人はどんなことでも
自分の信じた道を実行していきます。

そしてそれが過ちであった場合
何が正しいかを真から学び、
道を外れることで
より正しい道をより強く確信することができます。



今回のこういった経済活動優先の動きが
いつか
やがて振り子のように
環境を気づかわなければならない強い動きに代わることを願っています。


 “最後の木が切り倒され、
最後の川が汚染され、
最後の魚まで獲り尽くされて、
ようやく気づくだろう、
お金は食べられないということに”
アメリカ先住民クリー族の予言



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