現在北極圏には
7,000を超える巨大なメタンガスの気泡が貯留している場所があり、
それらは次々と爆発するかもしれないことが
最新の研究調査で判明しました。



ここ数年で
このような巨大なクレーターが次々と発見されています。


当初は、
この突然できる巨大な穴は
隕石だとか、ミサイルの跡ともいわれていましたが、
これは
メタンガスと永久凍土の水から形成されたメタンハイドレートの爆発した跡であると推測されています。
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次の写真は、
ピンゴと呼ばれる場所です。

ピンゴとは、
長い時間をかけて地表近くに形成された氷の塊で、
見た目は小高い丘のように盛り上がっています。

このピンゴが急速に融解し始めています。
ピンゴの重みで押さえつけられていたメタンガスが、
ピンゴの融解によって、
メタンガスの爆発が誘導されているとも推測されています。

実際に
現在クレーターのある場所は
過去の衛星写真で見るとピンゴの位置と一致しています。
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永久凍土の融解によるメタンガスの爆発的な大量放出は、
温室効果ガスと知られるCO2より熱を蓄える量がはるかに多いため、
温暖化に拍車がかかると言われています。

世界の気候の乱れと海面上昇に影響し
世界経済に壊滅的な打撃を与える可能性を持っています。

 

この写真は
ロシア・シベリア東部のサハ共和国にあるバタガイカ・クレーターです。
この亀裂は、永久凍土が解けてできたもので
今も広がり続けています。
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それはまるで
時限爆弾のように
いつ爆発放出される時を待っています。

海岸沿いの低地に住む人には
とても重要な話になります。

近い将来
突然海面上昇が大きな問題になる可能性が高いからです。



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