再掲です。
現在スピリチュアリストという言葉は一般的ですが、
スピリティストについてはあまり知られていません。
今日はスピリティストの治療について学び、
それを
現代の医療現場にどのように活かすことが出来るか
を考えみたいと思います。
現代医学でも、
さらにどの治療法でも
現世においては治療不可能な病気が存在します。
現在スピリチュアリストという言葉は一般的ですが、
スピリティストについてはあまり知られていません。
今日はスピリティストの治療について学び、
それを
現代の医療現場にどのように活かすことが出来るか
を考えみたいと思います。
現代医学でも、
さらにどの治療法でも
現世においては治療不可能な病気が存在します。
1800年代のフランスの教育者アラン・カルディックは、
とても興味深い視点から治療不可能な病気について述べています。
その要旨は次のようなことでした。
とても興味深い視点から治療不可能な病気について述べています。
その要旨は次のようなことでした。
「現代医学や霊能力による治療でも治らない病気はある。
それは病気を持つ人にとって、まだ学びの課程が終了していないために、自分自身の高次の意識が病気を破棄するわけにはいかない状況にあるのです。」
それは病気を持つ人にとって、まだ学びの課程が終了していないために、自分自身の高次の意識が病気を破棄するわけにはいかない状況にあるのです。」
彼は、
ブラジルでの心霊治療を無償で行う霊魂主義者運動が広まったきっかけの一人です。
ブラジルでの心霊治療を無償で行う霊魂主義者運動が広まったきっかけの一人です。
霊魂主義は、
スピリチュアリストとは違い、
スピリティストといいます。
スピリチュアリストとは違い、
スピリティストといいます。
フランスからブラジルにやってきたリヴァイユは、
現地でテーブルタッピングという霊がテーブルをたたいて質問に答えてくれる降霊現象を目撃しました。
日本でいう「こっくりさん」のようなものでしょうか。
現地でテーブルタッピングという霊がテーブルをたたいて質問に答えてくれる降霊現象を目撃しました。
日本でいう「こっくりさん」のようなものでしょうか。
彼は、
当初テーブルタッピングをいかがわしいものと見なしていたのですが、
当初テーブルタッピングをいかがわしいものと見なしていたのですが、
そして、
テーブルタッピングが本物であるならば、
自動書記も出来るはずだと確信し、
テーブルタッピングが本物であるならば、
自動書記も出来るはずだと確信し、
ペンを握り、霊に何か書いてほしいと祈ると、
自動書記が出来たのです。
自動書記が出来たのです。
リヴァイユは、
自動書記で、アラン・カルディアックと名乗るように指示されました。
自動書記で、アラン・カルディアックと名乗るように指示されました。
それは、
リヴァイユが過去世から縁のある古代ケルト人の司祭の名前でした。
リヴァイユが過去世から縁のある古代ケルト人の司祭の名前でした。
彼は、フランスで「The book of the Spirits」を出版し、フランス、そしてイギリスで話題になりました。
その後、その本はブラジルに拡がり、ブラジルで大評判となりました。
当時のブラジルでは、
アフリカからの移民たちが持ち込んだ激しいリズムとさまざまな神々の信仰が庶民に拡がっていましたが、
それは上流階級の人々にはなじめないものだったのです。
アフリカからの移民たちが持ち込んだ激しいリズムとさまざまな神々の信仰が庶民に拡がっていましたが、
それは上流階級の人々にはなじめないものだったのです。
一方、
ブラジルの第二外国語はフランス語であり、
上流階級の人々はフランスへの憧れもあったことから、
ブラジルの第二外国語はフランス語であり、
上流階級の人々はフランスへの憧れもあったことから、
暗く汚れた部屋でのドラムのリズムに乗った儀式ではなく、
立派な建物の中でおごそかに知的な儀式を行う彼の方法に共感を持ったのです。
ブラジルではいくつかの郵便切手としても使われていることからも、
彼の影響力の強さがわかります。
彼の影響力の強さがわかります。
スピリティストたちは、
身体の病気は、霊的な歪の表れとして、
いくら身体的な病気を治しても、
霊的な成長を無視すれば身体の病気は再び現れる
霊的な成長を無視すれば身体の病気は再び現れる
という考えを持っています。
「身体の病気は、霊的な歪みの表れであり、
治癒過程を通して霊的に成長しないのであれば、
身体の病気を治してもそれは一時的なもので、
また再び病気になります。」アラン
「身体の病気は、霊的な歪みの表れであり、
治癒過程を通して霊的に成長しないのであれば、
身体の病気を治してもそれは一時的なもので、
また再び病気になります。」アラン
そのため、
彼らは通常の治療に加えて、
霊体マッサージなども取り入れています。
彼らは通常の治療に加えて、
霊体マッサージなども取り入れています。
つまり患者さんのオーラに触れながら、
エネルギー体をマッサージしていくのです。
エネルギー体をマッサージしていくのです。
さらに
カウンセリングも治療の一環として行います。
個人的な問診をしっかりと行い、
カウンセリングも治療の一環として行います。
個人的な問診をしっかりと行い、
そこに潜む問題点を一緒に考え、
さらに
霊媒たちを通して得たアドバイスも行います。
霊媒たちからのアドバイスは、
カウンセラーに渡され、カウンセラーから患者さんへ伝えます。
霊媒たちからのアドバイスは、
カウンセラーに渡され、カウンセラーから患者さんへ伝えます。
例えば、
「もう少し家族との時間を作るように。家の中で不機嫌になる必要はない。忍耐強くなりなさい。ホメオパシーの治療があなたには適している・・・。」
などといった内容の助言が与えられます。
などといった内容の助言が与えられます。
重篤な病気の場合には、複数の霊媒師たちで意見交換をして、
多角的な見方をすることで、
多角的な見方をすることで、
よりよい医療へと高める努力をしているのです。
また、
病気を通して、
一人の人が霊的に成長し、
それが人類すべての人への貢献へとつながっていくという理念
も持っています。
さらに、
患者の病気を治す手助けをすることによって、
この地球上のすべてに貢献でき、
平和で健全な地球環境を実現していく行為が、
治療家自身をも癒す最高の手段だと考えているのです。
患者の病気を治す手助けをすることによって、
この地球上のすべてに貢献でき、
平和で健全な地球環境を実現していく行為が、
治療家自身をも癒す最高の手段だと考えているのです。
アランは、よく
「すべての出来事には、それが起こる理由がある」
と述べていました。
「すべての出来事には、それが起こる理由がある」
と述べていました。
現代の最先端の西洋医学には、
スピリティストが行うような肉体+心+精神まで一貫した治療は一般的ではありません。
でも、
そこには現代医療に欠けている大切な歯車の一つがある
と感じます。
現在、そこには現代医療に欠けている大切な歯車の一つがある
と感じます。
ブラジルには、
医師のみで構成されたスピリティストの会も存在します。
病気とは、
その人が何らかの形で自然の摂理から外れたというサインです。
その人が何らかの形で自然の摂理から外れたというサインです。
治療家はただ単に病気を治すだけではなく、
その人が、
病気や治療を通した経験によって、より霊性を高めてくれることが最も大切
だということを念頭に置くべきだと思います。
病気や治療を通した経験によって、より霊性を高めてくれることが最も大切
だということを念頭に置くべきだと思います。
病気という石につまずいたら、
その石を憎んで避けるか、
踏み台として利用するかは
その人の選択にかかっています。
その石を憎んで避けるか、
踏み台として利用するかは
その人の選択にかかっています。
治療家は、その患者さんの選択をより良い方向に向かわせる手助けが出来る仕事だと思います。
スピリティストの治療においては、
通常の医療における数分だけの診察と比べると、
その長いカウンセリングの時間に
治療家の考え方がより治療される患者さん側に伝わり、共有できます。
治療家の考え方がより治療される患者さん側に伝わり、共有できます。
病気が、「愛」や「自分自身に向き合うこと」「忍耐」を学ぶための学習であるならば、
治療される側も治療する側も共にそれを意識することが大切だと思います。
ここでシルバー・バーチの言葉を引用しておきましょう。
「治療によって奇跡的に病気が治る。それはそれなりに素晴らしいことですが、その体験を通してその人が霊的真理に目覚めることがなかったら、その治療は失敗したことになります。」
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参考文献
コメント
コメント一覧
表向きのことだけ解決しても 内包されているメッセージを受け取らないままだと、いずれまた同じようなことに出くわす羽目になる。
それを引き寄せたおおもとのきっかけが自分の中にあると氣づいて初めて終らせることができるのですね。
「スピリティスト」という言葉は初めて知りました。
こちらで新しい情報や刺激、励ましをたくさん頂いています。
ありがとうございます。
そのスピリティストなのですが、スピリチュアリストとスピリティストの違いが 調べてみたのですがどうしてもわかりません。
お忙しいところを申し訳ありませんが お教え頂けますでしょうか?
私はスピリチュアリストというのがよくわかりません。
見える世界と見えない世界のバランスをとろうとしている人たちのことでしょうか?
形あるものでも 人の数だけ微妙に違うイメージや解釈が付けられていそうですから、五感で掴めないものの意味づけがあやふやになるのは仕方のないことなのかもしれませんね。
少なくともスピリティストについては こちらのお話で詳しく知ることができました。
世界がより健やかで居心地のいいところになるために、見えない部分も含め 全体でひとりの人間という見方がもっと広まり根付いてくれますようにと願います。
順調に話が進んでおります。
今回の記事は、今の自分にも少し響きました。
私は街中のリラクゼーション店で働いています。揉んだり、推したりみたいな施術です。
これから、個人で自宅訪問をしてお客様と少し深く向き合って何かお手伝いをしたいと思って、第1歩を踏み出した所です。
人に触られると気づかない部分に意識がむきます。
では、なぜそのような状態なのか、一緒に見ていくことをしたいと思っています。
私は見えない力が強いわけではないです。
会話しながら、少しずつ思ってること、感じてることみたいなものを出してもらえたらいいな、と。
これらを通して、お客様と自分の霊性を高めあえたらいいな、と思いました。
今に集中して物事を遂行することが、最も霊性を高めると思います。
お返事ありがとうございます。
『今だー!、今だー!、今だー!』ですね。
(気合いだー、気合いだー、気合いだーっぽく!)