いままでこのブログでも
海のマイクロプラスチック&マイクロファーバー汚染を伝えてきました。

今回は
プランクトンの研究家が
英国南西部のデヴォン沖の海の水を採取して
プランクトンを調べた結果が発表されました。


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プランクトンは、
微小な浮遊生物のことで、
遊泳能力を持たないか、遊泳能力があっても水流に逆らう力が弱すぎるものをさします。
珪藻や甲殻類、クラゲ、魚類などの幼生など様々な生物を含んでいます。

プランクトンは、
生態ピラミッドの下層を構成する重要なものです。

このプランクトンの体内に取り込まれたものは、
それらを捕食する生物に取り込まれ、
やがて
人の体内にも入ります。


さきほどの写真の
一部拡大画像です。
さまざまなプランクトンがいて、
チリのようなものも見えます。
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海の中に捨てられた日用品は、
波や海流の力でどんどんと細かくなっていきます。

また、
繊維は選択するだけでも微小なマイクロファーバーとなって
海に流されています。

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ウミガメが
大きなプラスチックを飲み込んで死亡するように
プランクトンたちも
微小なプラスチックやマイクロファーバーを飲み込んで死亡します。
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上手く生き延びたプランクトンでも
食物連鎖に組み込まれ、
より大きな生物の体内に入り込んでいきます。
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私たちの多くは
一度着た衣服はすぐに洗濯します。

でも、
あまり汚れていない場合には
数回着てから洗濯するだけでも
自然界にとっては大きな助けとなります。

たとえば
今米国では飲み物についてくるストローの使用をやめようという運動も起きています。
小さなストローでも
1日に5億本も捨てられているのです。
しかも、
ストローは使わなくても飲めます。

ストローの運動は
ストローだけではなく、あらゆるプラスチック製品を気づかうための、
海の汚染に関心を向けていくための運動です。


他にも
ゴミをちゃんと処理するとか
ゴミを拾うとか
マイクロビース含有の製品を使わないなど、
できることはたくさんありそうです。

各々がよく考えて
自分のできる範囲で
実行することです。


海の中の目に見えない汚染は
私たちの生活に密着しているのです。


こちらも
ひかたま:見えない汚染:マイクロプラスチックと「木喰草衣心似月」



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