コウノトリ。
orientalbirdimages.org
かつての日本には
留鳥としてコウノトリがたくさん生息していました。
明治時代以後の乱獲や木の伐採などによる生息環境の悪化などによって激減。
1956年にはたった20羽にまで激減し、
慌てた日本政府はこの年に
コウノトリを国の特別天然記念物に指定しました。
以前は人間の都合で害鳥扱いされていたコウノトリが
特別天然記念物になりました。
1962年に文化財保護法に基づいて兵庫県と福井県を
「特別天然記念物コウノトリ管理団体」として指定。
人工繁殖に取り組み始めました。
その後も個体数は減り続けてしまい、
1966年に福井県の国内最後の野生繁殖地からコウノトリは消えました。
1971年には国内最後の一羽である野生個体を保護しましたが、
死亡。
この時点で
野生下でのコウノトリは日本から絶滅しました。
1986年には飼育下で生き残っていた最後の野生のコウノトリが死亡。
野生コウノトリは完全に絶滅しました。
これ以降も
中国東北部地域やアムール・ウスリー地方から中国南部へと渡る途中に
少数の個体が日本を通過することもあります。
ロシアからの協力などによって
人工繁殖に成功。
無事に末永く生きてほしいと願っています。
日本の空に
再びコウノトリたちが自由に飛べる日がくるといいですね。
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かつての日本には
留鳥としてコウノトリがたくさん生息していました。
明治時代以後の乱獲や木の伐採などによる生息環境の悪化などによって激減。
1956年にはたった20羽にまで激減し、
慌てた日本政府はこの年に
コウノトリを国の特別天然記念物に指定しました。
以前は人間の都合で害鳥扱いされていたコウノトリが
特別天然記念物になりました。
1962年に文化財保護法に基づいて兵庫県と福井県を
「特別天然記念物コウノトリ管理団体」として指定。
人工繁殖に取り組み始めました。
その後も個体数は減り続けてしまい、
1966年に福井県の国内最後の野生繁殖地からコウノトリは消えました。
1971年には国内最後の一羽である野生個体を保護しましたが、
死亡。
この時点で
野生下でのコウノトリは日本から絶滅しました。
1986年には飼育下で生き残っていた最後の野生のコウノトリが死亡。
野生コウノトリは完全に絶滅しました。
これ以降も
中国東北部地域やアムール・ウスリー地方から中国南部へと渡る途中に
少数の個体が日本を通過することもあります。
ロシアからの協力などによって
人工繁殖に成功。
2005年9月24日に
世界初の放鳥(2-7歳の雄2羽と雌3羽の計5羽)が行われて
34年ぶりにコウノトリが日本の大空に飛ぶことができました。
それから12年近く経ち、
野外での繁殖孵化は、
徳島県鳴門市と島根県雲南市でそれぞれ一回ずつだけ確認されました。
島根県で繁殖と孵化に成功したのは、
世界初の放鳥(2-7歳の雄2羽と雌3羽の計5羽)が行われて
34年ぶりにコウノトリが日本の大空に飛ぶことができました。
それから12年近く経ち、
野外での繁殖孵化は、
徳島県鳴門市と島根県雲南市でそれぞれ一回ずつだけ確認されました。
島根県で繁殖と孵化に成功したのは、
今年の春のことです。
現在もかろうじて野性で存続している状況の中、
この繁殖し孵化に成功したコウノトリのお母さんは
4羽の雛が誕生してまもなく、
ハンターによって
撃ち殺されてしまいました。
こちらは
コウノトリの理想的な一年の過ごし方です。
豊岡市役所
母鳥が射殺されてしまった5月は
コウノトリにとって最も重要な時期だったのです。
4羽の雛たちは取り残され、
兵庫県立コウノトリの郷公園で
保護されました。
その雛たちは順調に成長して
来週水曜日 7月12日午前11時に
母鳥が射殺された島根県雲南市で
放鳥することが発表されました。
現在もかろうじて野性で存続している状況の中、
この繁殖し孵化に成功したコウノトリのお母さんは
4羽の雛が誕生してまもなく、
ハンターによって
撃ち殺されてしまいました。
こちらは
コウノトリの理想的な一年の過ごし方です。

母鳥が射殺されてしまった5月は
コウノトリにとって最も重要な時期だったのです。
4羽の雛たちは取り残され、
兵庫県立コウノトリの郷公園で
保護されました。
その雛たちは順調に成長して
来週水曜日 7月12日午前11時に
母鳥が射殺された島根県雲南市で
放鳥することが発表されました。
無事に末永く生きてほしいと願っています。
日本の空に
再びコウノトリたちが自由に飛べる日がくるといいですね。
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