ついに
南極のラーセンC棚氷から、
史上最大級となる1兆トンの大きさの巨大氷山が分離しました。


南極のこの部分です。
5800平方kmもあります。
ハワイ島やキプロス、米国デラウェア州などと比較してもその巨大さがわかります。
424241660000dailymail.co.uk

米国デラウェア州と比較されるのは
その大きさと形が似ているためです。

日本で言えば
けっこう大きめの県、
千葉県や愛知県、山梨県などよりも大きな氷山です。
東京都の2倍以上の大きさです。

左が氷山、右がデラウェア州
4242CDD200000578-468866dailymail.co.uk

実際の米国の地図に当てはめてみるとこんな感じ。
グレーがデラウェア州
ピンクが氷山。
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分離は7月10日から12日の間に起こりました。

4240A41800000578-4688662-Professor_Adrian_Luckdailymail.co.uk

氷山として分離する時の表面の動きを見た図です。
図の右側から分離していったことがわかります。
422FC842000005dailymail.co.uk

今回の分離によって、
ラーセンC棚氷は表面積の12%超を失いました。

423F86F000000578-4688662-A_map_of_the_Larsen_C_ice_shdailymail.co.uk


でも、
これはまだ序章かもしれません。



今後、この巨大氷山は「A68」と名付けられる予定です。


こちらも
ひかたま:氷河の後退と消失:南極編
ひかたま:変化する南極:英国の南極基地一時閉鎖

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