ダイヤモンド。

pixabay


以前このブログでも
空気中からのダイヤモンド計画のお話をしました。
（ひかたま：空気からのダイヤモンド）


地球上では
多くの人が憧れ
必死になって自分のものにしようとしているダイヤモンド。

そこには
過酷な実態があることもご紹介しました。
（ひかたま：子供の強制労働によって成り立っている製品）



そんなダイヤモンドですが、
氷や水を主体とする巨大な惑星である天王星型惑星では、
超高温と超高圧という特殊な環境によって
水素と炭素が圧縮されて
ダイヤモンドが生成され、
「ダイヤモンドの雨」のようなものが降る現象が発生していると推測されています。


天王星型惑星とは、
氷や液体の水を主体とした惑星のことで、

太陽系内では
天王星・海王星があります。

www6.slac.stanford.edu

そして
実際に高圧下では「ダイヤモンドの雨」が降るという研究結果が発表されました。

今回の研究では
SLAC国立加速器研究所のX線自由電子レーザーを使用して、
水素と炭素の混合物からなるポリスチレンの中で衝撃波を形成させることで、
天王星型惑星内部の環境を人為的に再現しています。

www6.slac.stanford.edu


その結果
ダイヤモンドを生成することに成功しています。

ただし、
生成されたダイヤモンドは
1ナノメートル未満という超微小サイズ。


実際に
天王星や海王星などの天王星型惑星で降っているダイヤモンドは
ダイヤモンドの雨一粒で数百万カラットというとても大きな粒になっていると推測されています。
（でも、
地球の雨のようにポタポタと降ってくるわけではないようです。）



さらにこの広い宇宙には
主にダイヤモンドで出来ている星も存在しています。

dailymail.co.uk





そして
そのダイヤモンドを多く含む星は
珍しいことではなく
たくさん存在していると。


dailymail.co.uk








地球では
ほんの小さなダイヤモンドで
人生が狂ってしまう人もいます。

小さな石ころのために
人生を浪費するなんて・・・。


宇宙に巨大なダイヤモンドが存在するというだけで
もう十分でしょう。

自分のものにしたところで
本当は
何一つ自分だけの所有物なんてないのですから。


そういう小さな概念の檻から
外れましょう。



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