先日イエメンの現状について書きました。

ひかたま:米国の犠牲になるイエメンの子供たち

大国の代理戦争の犠牲によって
一般市民も多数が殺害され
生き残った人たちも
食料が不足して飢餓状態。

少なくとも
2800万人以上が
飢餓状態になりました。

そこに
コレラが大発生。

一気に75万人以上がコレラにかかるという
前代未聞の悲惨な状況です。



8月25日から9月27日までの一か月間では、
毎日750人のペースで新たなコレラ患者が発生しています。


このままでは、
あと8週間で
100万人を超える試算です。


これは
ハイチの大震災後のコレラのアウトブレイクをはるかにしのぐ勢いです。


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衛生状態は最悪です。
十分な水も食料もありません。

コレラの発生は
この4月から始まりました。


そして
短期間にみるみると拡大。
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日に日に悲惨な報道になっていくイエメンのコレラアウトブレイク。
相変わらず日本では報道されません。


コレラは安価に治療可能にもかかわらず
公共インフラの機能不全や
紛争の激化、各種物資の不足に加えて
感染者の激増などによって
医療施設での治療活動が十分に機能していない状況です。


紛争地帯の病院には
立ち入ることすらできない状況です。


さらに
栄養不良に陥っている免疫力の弱い子供や
妊娠・授乳中の女性たちへの支援までできる余裕はありません。
このままでは
感染が増える一方です。



一刻も早く終息しますように。


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