スマイリー。

先天性無眼球症で生まれたゴールデンリトリバーの「スマイリー」くん。

天国へと旅立ちました。
がんでした。

「これはスマイリーです。
彼は、すべての人を笑顔にするために生きました。
今日、彼のがんとの闘病も終わりを告げました。
彼は、私たちにとって初めての100点満点中150点の存在でした。
安らかに休んでね、スマイリー。」


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もう一度
過去の
ひかたまブログから抜粋です。

先天性無眼球症で生まれたゴールデンリトリバーの「スマイリー」くん。

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幼少の1-2年間、スマイリーは、生まれた繁殖場で過ごしました。
その後、
現在の飼い主であるジョアン・ジョージさんが、
安楽死を勧められていた犬「スマイリー」を引き取りました。
しつけも全くされていない状態で、
最初はかなり不安がっていたそうです。

その時、スマイリーの瞼は、眼球の無い眼窩に陥没し、
それが、不快感と痛み、
そして局所感染を引き起こしていました。
そのため、瞼を縫合する手術を行いました。

それで、いつも笑っているような表情になったのです。
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 そして、スマイリーは、正式にセラピー犬の資格を取得しました。
スマイリーの訓練中に最も助けになったのは、
難聴のグレートデン「タイラー」ちゃんでした。
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スマイリーは、老若男女を問わず、癒してくれます。
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ある施設に精神病で身体障害のある男性がいました。
彼は今まで誰にも笑顔を見せたことが無く、
施設の職員たちも、彼が笑うことは有り得ないと思っていました。
でも、
スマイリーが近づくと、彼は笑顔を見せ、笑うような声をあげたため、
職員たちはびっくりしたのです。
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ある時は、
自閉症で、わずかな時間でもじっと出来ない女の子がいました。
彼女は、地元の図書館の集まりに参加するのですが、全くじっとできません。
ところが、
スマイリーが来たら、彼女はスマイリーを抱きかかえたまま、床で30分間ずっとじっとしながら本を読んだのです。
生まれて初めての出来事でお母さんはびっくりしました。
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こうして、スマイリーは、
多くの精神疾患を患う人たちや身体障害のある人たちを笑顔にしてきました。
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飼い主のジョアンさんは言います。
「スマイリーは、生まれた時はハンデがありました。
でも、犬たちは
過去をくよくよすることは無いし、自分たちをかわいそうに憐れむこともない。
常に今を生きているからです。」

写真は、ジョアンさんとシェファード、スマイリーとカリスマドッグトレイナーのシーザー・ミラン
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テレビに出演するスマイリーちゃん。
 
ご冥福をお祈りします。



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