子供たちに大人気のカブトムシ

最近は私の知り合いでも
意外な人が飼っていたりします。

雄には
立派な角があります。
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カブトムシは
幼虫やサナギの初期段階では
あの立派な角は存在しないのに、
雄の場合には
ある日突然角が生えてきます。


おたまじゃくしの肢が突然生えるのと同じような疑問です。
おたまじゃくしの場合には
肢が体内に作られて
完成すると体外にぴょこっと出てくるのです。


カブトムシはどうなのでしょうか。

名古屋大学大学院生命農学研究科の研究チームが
この疑問を解明してくれています。

この研究成果は
英国のオンライン国際科学誌「Scientific Reports」に掲載されています。


幼虫期のカブトムシの頭部には、
すでに角の前駆体である角原基が、
完全な立体構造情報として存在しているということが
判明しました。

角原基は
幾重にも折り畳まれた状態で存在しています。

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そして
ほんの2時間弱の間に
折りたたまれた角の原基に体液が送り込まれることで展開し
立派な角が
生えてしまうのです。

415Lnature.com



これは
どんな物事でも同じことで
この世界の現象のすべては
まずエネルギー世界でその原型が作られます。


そして
それが蓋然的に物質世界へと表現されていく。

宇宙の創生も
エネルギー世界から見ていかない限り
理解できないことでしょう。







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2017-12-18