ヘビ。

ヘビは自己防衛のために
人に対して
威嚇したり、
咬んでくることがあります。
animals-snakes-repticartoonstock.com




人が威嚇に気づいて逃げればいいのですが、
ヘビが咬みにくる速度は
とても素早いために

なかなか逃げることができません。



英国の医学誌「New England Journal of Medicine」には
46歳の男性のおち〇ち〇を
毒ヘビに咬まれた症例が掲載されていました。


こちらの論文には
あまりに生々しい男性器のアップ写真が
"どんっ"と掲載されているので
リンクだけ貼っておきますが
医療関係者以外は
絶対に見ない方がよいと思います。

閲覧厳重注意です。
http://www.nejm.org/doi/pdf/10.1056/NEJMicm1410237


彼は、
多価抗ヘビ毒素血清を投与してもらい、
あそこの腫れは、ゆくりと改善し
2週間後には完全に回復したそうです。

咬まれて腫れた時には
とても心配だったことでしょうね。


毒ヘビが咬みつく速度に関しては
すごく早いことが知られています。


でも研究では
毒の無いヘビでの研究が多く
毒ヘビの咬むスピードの詳細な研究はつい最近のことです。

2016年の論文です。
 "Debunking the viper's strike: harmless snakes kill a common assumption" 
David A. Penning, et.al.

vipsbl.royalsocietypublishing.org


この論文の研究では
6種のさまざまなヘビを使って
ハイスピードカメラを使用し、
ぬいぐるみに咬みつかせる実験を行っています。

気温を27℃に一定にして
4~8回咬みつき動作を超高速度撮影して、
ヘビの動作速度などを測定しています。

図のmsとは
ミリ秒=1000分の1秒です。

mediumsbl.royalsocietypublishing.org




その結果、
6種のヘビは
8.6~27cmという近距離にいるターゲットを咬みつく時間は
0.048~0.084秒
でした。


哺乳類が攻撃を感知して筋肉を動かすのにかかる時間は
0.060~0.395秒ですから
ヘビが短距離にいる場合には、全く避けることができません。

人がぱちっと瞬きする時間は
およそ0.2秒ですから、
ヘビの動きはそれよりも数段早く
瞬きしているうちに
しっかり咬みつかれることになります。


しかも
急激な加速度をつけた動きでも
ヘビは大丈夫なのですは、
その仕組みは解明されていません。

このスピードであれば
上記のあそこを咬まれた男性は
防ぎようもないことがわかりますが、
脚の間というのは、狙いやすいのでしょうか??



インドには
かつては数十万人ものヘビ使いがいたそうです。
ところが、
政府が保護をするようになって
捕獲禁止によって
ヘビ使いの数は、激減したとのこと。
1472465291cloudmind.info

ヘビ使いは
幼少のころからヘビに慣れていくのだそうです。

見ていてもハラハラしますが、
ヘビ使いのコブラは毒牙を抜いてあるようです。

たぶん、ですが・・。





こちらのインドの少女カージョル・カーンちゃんはすごいです。
6匹の毒抜きしていないキングコブラと共に
いつも一緒に生活しています。

ttyoutube

しかも
たまに咬まれるそうですが、
病院に行かず
お父さんの手作りの薬で治療するとのこと。
hgyoutube








さらにこちらは
4匹のコブラに守られながら
お昼寝する赤ちゃん。
さすが
インドです。




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