ゴキブリ。

ほとんどの人が知らないところで
人類の科学的進歩、
特に医療分野にとても役立っているわりには
最も嫌われている生物の一つです。



イスラエルの研究チームが
ゴキブリのの体内にDNA折り紙で作った分子を組み込み、
コンピュータシステムと同等の制御と論理演算を行うことに成功しています。



今回使われたGちゃんは
この種類。
0406calphotos.berkeley.edu


この研究では、
DNA折り紙法という、
多数のDNAを二次元/三次元的に結合させることで
構造体を作る手法を用いています。

簡単に言うと
らせん構造のDNA鎖を折り曲げたり結んだりして、
ナノスケールの極小構造体を作り上げる技術です。


ゴキブリに
あらかじめ蛍光物質でマーキングしたDNA折り紙を導入して
どこでどう働くかを確認することができるようになります。

将来的には
ゴキさまに
コンピュータと同等の性能を持たせることも
理論上は可能だそうです。



でも
この研究は
ゴキさまをコンピューターとして使うのではなく、
医療分野での治療薬を病巣に届けるような技術へと応用されていくそうです。



こちらも
ひかたま:縄文時代のG


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