オーストラリアのカンガルー。

現在でも
年間300万頭前後が狩猟されて殺されていますが、
それに加えて
謎の病気が蔓延して
百万頭単位で亡くなっている
ようです。

kkthetimes.co.uk

ニューサウスウェールス州西部の大平原では
謎の病気が拡がっているようです。

関節内部を中心とした出血や目の症状などが特徴的なようです。

この病気は
オオカンガルーもアカカンガルーも罹患。

2016年からカンガルーの数が激減

GettyImages-53074521ntd.tv


政府のカンガルーの数の統計を見ると
明らかな激減が見れます。

無題kkenvironment.nsw.gov.au


オオカンガルー
2016年には西平原に 630万頭以上いましたが
2017年には、400万頭以下。
ナラブリ地区では、140万頭から50万頭以下に激減。


アカカンガルーも西平原では
同様に激減していて
ローワーダーリング地区では
620,000頭のカンガルーが、たった1年で
290,000頭以下に激減しています。



いままではカンガルーの減少は人の殺戮によるものでした。
この20年間で
殺されたカンガルーは、
およそ
9000万頭。
kangaroos7Voiceless

.
オーストラリアでは
すでに
すでに20種ものカンガルーが絶滅してしまいました。


今回はいまだに細菌かウイルスかも判明していません。

2015年にカザフスタンで発生した絶滅危惧種サイガの大量死では、
全生息数の過半数が死亡した大惨事となりましたが
原因は、
パスツレラ・マルルトサイダ(Pasteurella multocida)血清型B
という細菌による出血性感染症でした。

今回の件も
現在調査中です。


今こそ
人がカンガルーを助ける番です。




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2017-12-18