座りすぎは体に良くない。
でも
体を動かすきつい仕事もやはり体に良くないという
研究結果が発表されています。

適度な運動は体に良いのに
仕事となると少し違ってくるようです。



eeemetro.co.uk

「British Journal of Sports Medicine」に発表された新しい研究です。


eebjsm.bmj.com

この研究では
1960年から2010年にかけて行われた17の研究結果を対象に、
19万3696人のデータを合わせて調査しています。

その結果、

身体的に重労働になる仕事をしている男性は
あまり活動することのない仕事をしている男性と比べて
早死にするリスクが有意に高い
という結果が出ています。

ただし
女性ではこのような関連性は観察されませんでした。


体を動かす仕事は男性の早期死亡リスクが18%増加するとのこと。

体に悪いはずのデスクワークなどの体を動かさない男性よりも
早く亡くなる可能性が高くなるという結果です。


デスクワークの死亡リスクを調べた研究では
オーストラリアの研究機関が座っている時間と総死亡リスクについて調査しています。
1日のうちの座っている時間が4時間未満の人に比べて、
8~11時間の人では、死亡リスクは15%増、
11時間以上の人では、死亡リスクは40%増、
という結果でした。

しかもこのリスクは、
1日30分以上のウォーキングやランニングなどの運動を週5日行っていたとしても、
改善しないという結果が出ています。

また、
座っている時間が長い人では
がんの罹患リスクが高くなることも知られています。
ずっと座り続けている人は、
大腸がんは30%、乳がんは17%、
罹患リスクが上がるという研究結果も発表されています。


座りすぎも
仕事での動きすぎも
どちらも良くないようです。



以前から
余暇での身体活動

仕事上の身体活動による
健康効果には違いがあることが示唆されていました。


やはり
楽しみながらの身体活動と
仕事での身体活動では
大きな違いがあるのですね。



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2017-12-18