再掲です。
いまだに子供の虐待が絶えません。
弱者への虐待は
いかなる理由であれ
行ってはいけないこと。
子供にタバコを加えさせた親も逮捕されました。
暴力事件も多く報道されています。
でも、
次のような
複雑な虐待ともいえる事例は
皆さんは
どう解釈するでしょうか。
NaturalNews.com
米国コネチカット州での出来事。
カサンドラ・カレンダーさんは、17歳。
彼女は、ホジキンリンパ腫に罹患し
診断がついた時には
すでにステージ3から4へ進行していました。
ホジキンリンパ腫は
悪性リンパ腫の一つで、
治療が難しいがんの一つです。
カサンドラさんは、
この病気の詳細をよく調べて
母親とよく相談をした結果、
抗がん剤による全身のダメージ、
特に心臓や肺への大きな負担、
そして
不妊になってしまった例などがあることから
将来子供を作ることなどをよく考えて
抗がん剤を使わずに
身体に優しい治療法を選択することを決めました。
でも
病院側は、抗がん剤を使うべく
抗がん剤を使わない決断をした彼女の母親を
児童虐待とみなし
裁判所に抗がん剤使用するために訴えを起こしたのです。
そして
医師は
カサンドラさん本人と母親の希望を無視して
抗がん剤を実施。
二度目の抗がん剤が終了した後で
カサンドラさんは
これ以上の治療は絶えられないとして
治療を拒否。
裁判所は、
カサンドラさんを彼女の母親から引き離し
強制的に病院へ収容し、
さらに
五ヵ月に渡る抗がん剤治療を強要したのです。
カサンドラさんは、
「人が17年生きようと100年生きようと
その人生は他人が決めるべきではない。
私は
自分の人生の質を自分で決めたい。」
と主張しました。
結局、
病院側は、
カサンドラさん本人の意向を完全に無視して
抗がん剤治療を続けました。
その結果
彼女は心も体もボロボロになっただけではなく、
がんは進行してしまったのです。
「医師は、よくなる確率が85%だと言った。
でも
私は15%の方になってしまった。」
現在
カサンドラさんは18歳になり
ようやく自分の意思で
自分の治療法を選べることになりました。
がんが進行して
ようやく自分自身で自分の人生を決めることが出来るようになりました。
カサンドラさんが
治るよう祈っています。
私は
この事例は
医師による虐待だと思います。
やはり
インフォームドコンセント(病気と治療法の詳しい説明)をしっかりと行い
本人と家族の意思を尊重すべきだと思います。
もう一つ。
実話を元に映画化された
「誤診」
という映画があります。
1997年の映画です。
原題は「...First Do Not Harm」
これは一般的には
医師が宣誓し、肝に銘じておくヒポクラテスの誓いの
要約に由来する言葉です。
「まず医師が心がけることは、患者を傷つけてはならない」
という意味です。
Allmovie.com
ストーリーは、
少年ロビーくんが激しいてんかん発作に襲われます。
母親のローリーさんは息子を病院へ連れていきました。
ロビーは、てんかんと診断され、
薬による治療が行われました。
でも
治療によって、
よくなるどころか
どんどん症状は悪化。
医師は
さらに薬を繰り返し変更し
さらに副作用を抑えるための薬を出し・・・
薬の量が増えていくごとに
病状が悪化していくロビー。
さらに多くの投薬により
医療費が
どんどん膨れ上がっていく。
病院に訴えても
ロビーくんが未成年のため
患者家族の意志はすべて無視され、
治療はエスカレート。
医師は
ロビーには薬物治療は効果が無いから
ロビーの頭を外科的に開いてみようと勧めてきます。
でも
当時の開頭術は、
てんかん発作が治る保証など全くありません。
さらに
他人事のように外科手術後の後遺症を説明する医師。
病院側は
患者が未成年のため
病院のいいなりになることを強要します。
母のローリーは、
病院側の主張に疑問を抱き
てんかんの治療法を徹底的に調べます。
そして
てんかん治療薬や外科手術に代わる
でも
病院側は
それを拒否。
ロビーを手術に持ち込む意向でした。
ついに
母親ローリーはロビーを連れて
病院を脱走。
病院側は
母親を警察に
児童誘拐の罪で告訴し、
犯罪者として
警察に追われる身になりました。
結局母子は
病院に連れ戻されます。
その後の母の根気強い説得により
医師は
「医師の付き添い無しに飛行機に搭乗することは許さない」
と言うちょっと意地の悪い条件付きで
しぶしぶ転院を了承します。
そして
ようやく
「ケトン食事療法」を実施している
ジョンズ・ホプキンス大学病院小児科病棟にたどり着くのです。
それまでは
あらゆる薬を投与され
廃人のようになってしまったロビーが
薬を止めて
ケトン療法によって
見違えるように回復し
てんかん発作も消えて
完全回復したのです。


(注:ケトン食事療法が
すべてのてんかん患者に著効する訳ではありません。
ロビーくんには運よく効果的でした。
また現在では、
大麻の成分で劇的に治ったという報告例もいくつも発表されています。
ただし、日本でこの薬を使うために、入手すると逮捕されると思います。)
(ちなみに、
ケトンと認知症の改善については昨日のブログを見てください。)

コネチカット州のカサンドラさんも場合も
ロビーくんの場合にも
「科学的に認められた治療法」以外を根拠なく否定する病院の姿勢
そして、
患者さん本人の意思を全く尊重していない医師の姿勢。
つまり
患者さんが主体になっていない医療
に問題があります。
米国では
病原体がいて危険との観点から
病院での患者さんとの握手さえ自粛
している病院もあるそうです。
治療には
常に、
Cure(治癒)
と
Care(思いやり)
は相補的なものだということを
あらためて思い起こしてくれます。
現代医学から外れた治療法を行うシャーマンたち。
彼らが治療家になるために最も必要なこととして
技術的なことよりも優先して、
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いまだに子供の虐待が絶えません。
弱者への虐待は
いかなる理由であれ
行ってはいけないこと。
子供にタバコを加えさせた親も逮捕されました。
暴力事件も多く報道されています。
でも、
次のような
複雑な虐待ともいえる事例は
皆さんは
どう解釈するでしょうか。

米国コネチカット州での出来事。
カサンドラ・カレンダーさんは、17歳。
彼女は、ホジキンリンパ腫に罹患し
診断がついた時には
すでにステージ3から4へ進行していました。
ホジキンリンパ腫は
悪性リンパ腫の一つで、
治療が難しいがんの一つです。
カサンドラさんは、
この病気の詳細をよく調べて
母親とよく相談をした結果、
抗がん剤による全身のダメージ、
特に心臓や肺への大きな負担、
そして
不妊になってしまった例などがあることから
将来子供を作ることなどをよく考えて
抗がん剤を使わずに
身体に優しい治療法を選択することを決めました。
でも
病院側は、抗がん剤を使うべく
抗がん剤を使わない決断をした彼女の母親を
児童虐待とみなし
裁判所に抗がん剤使用するために訴えを起こしたのです。
そして
医師は
カサンドラさん本人と母親の希望を無視して
抗がん剤を実施。
二度目の抗がん剤が終了した後で
カサンドラさんは
これ以上の治療は絶えられないとして
治療を拒否。
裁判所は、
カサンドラさんを彼女の母親から引き離し
強制的に病院へ収容し、
さらに
五ヵ月に渡る抗がん剤治療を強要したのです。
カサンドラさんは、
「人が17年生きようと100年生きようと
その人生は他人が決めるべきではない。
私は
自分の人生の質を自分で決めたい。」
と主張しました。
結局、
病院側は、
カサンドラさん本人の意向を完全に無視して
抗がん剤治療を続けました。
その結果
彼女は心も体もボロボロになっただけではなく、
がんは進行してしまったのです。
「医師は、よくなる確率が85%だと言った。
でも
私は15%の方になってしまった。」
現在
カサンドラさんは18歳になり
ようやく自分の意思で
自分の治療法を選べることになりました。
がんが進行して
ようやく自分自身で自分の人生を決めることが出来るようになりました。
カサンドラさんが
治るよう祈っています。
私は
この事例は
医師による虐待だと思います。
やはり
インフォームドコンセント(病気と治療法の詳しい説明)をしっかりと行い
本人と家族の意思を尊重すべきだと思います。
もう一つ。
実話を元に映画化された
「誤診」
という映画があります。
1997年の映画です。
原題は「...First Do Not Harm」
これは一般的には
医師が宣誓し、肝に銘じておくヒポクラテスの誓いの
要約に由来する言葉です。
「まず医師が心がけることは、患者を傷つけてはならない」
という意味です。

ストーリーは、
少年ロビーくんが激しいてんかん発作に襲われます。
母親のローリーさんは息子を病院へ連れていきました。
ロビーは、てんかんと診断され、
薬による治療が行われました。
でも
治療によって、
よくなるどころか
どんどん症状は悪化。
医師は
さらに薬を繰り返し変更し
さらに副作用を抑えるための薬を出し・・・
薬の量が増えていくごとに
病状が悪化していくロビー。
さらに多くの投薬により
医療費が
どんどん膨れ上がっていく。
病院に訴えても
ロビーくんが未成年のため
患者家族の意志はすべて無視され、
治療はエスカレート。
医師は
ロビーには薬物治療は効果が無いから
ロビーの頭を外科的に開いてみようと勧めてきます。
でも
当時の開頭術は、
てんかん発作が治る保証など全くありません。
さらに
他人事のように外科手術後の後遺症を説明する医師。
病院側は
患者が未成年のため
病院のいいなりになることを強要します。
母のローリーは、
病院側の主張に疑問を抱き
てんかんの治療法を徹底的に調べます。
そして
てんかん治療薬や外科手術に代わる
「ケトン食事療法」
という治療法を見つけ出します。

という治療法を見つけ出します。

でも
病院側は
それを拒否。
ロビーを手術に持ち込む意向でした。
ついに
母親ローリーはロビーを連れて
病院を脱走。
病院側は
母親を警察に
児童誘拐の罪で告訴し、
犯罪者として
警察に追われる身になりました。
結局母子は
病院に連れ戻されます。
その後の母の根気強い説得により
医師は
「医師の付き添い無しに飛行機に搭乗することは許さない」
と言うちょっと意地の悪い条件付きで
しぶしぶ転院を了承します。
そして
ようやく
「ケトン食事療法」を実施している
ジョンズ・ホプキンス大学病院小児科病棟にたどり着くのです。
それまでは
あらゆる薬を投与され
廃人のようになってしまったロビーが
薬を止めて
ケトン療法によって
見違えるように回復し
てんかん発作も消えて
完全回復したのです。


(注:ケトン食事療法が
すべてのてんかん患者に著効する訳ではありません。
ロビーくんには運よく効果的でした。
また現在では、
大麻の成分で劇的に治ったという報告例もいくつも発表されています。
ただし、日本でこの薬を使うために、入手すると逮捕されると思います。)
(ちなみに、
ケトンと認知症の改善については昨日のブログを見てください。)
メリル・ストリープさんが主演した映画ですが、
この映画に出てくる俳優さんたちには、
実際に病院の一般治療では効果が無く
ケトン療法で完治した元てんかん患者さんたちが
多数出演しています。
多数出演しています。

コネチカット州のカサンドラさんも場合も
ロビーくんの場合にも
「科学的に認められた治療法」以外を根拠なく否定する病院の姿勢
そして、
患者さん本人の意思を全く尊重していない医師の姿勢。
つまり
患者さんが主体になっていない医療
に問題があります。
米国では
病原体がいて危険との観点から
病院での患者さんとの握手さえ自粛
している病院もあるそうです。
治療には
常に、
Cure(治癒)
と
Care(思いやり)
は相補的なものだということを
あらためて思い起こしてくれます。
現代医学から外れた治療法を行うシャーマンたち。
彼らが治療家になるために最も必要なこととして
技術的なことよりも優先して、
第一に、謙虚であること
第二に、愛にあふれていること
第三に、高い霊性を持っていること
を必須としています。
これは、そのまま現代の医療従事者にも当てはまるべきです。
心を込めて病気の人に触れるのは
治療の基本。
治療の基本。
「少しでも優しく患者さんに触れてあげたら、どんなにいいことか」
オルガ・ウォーラル
オルガ・ウォーラル
「真心で病人に触れれば、誰でも人のために治療の奉仕が出来る。」
E.G.フリッカー
E.G.フリッカー
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わたしの息子が言ってました、中学の女性教師も「子宮ガン予防ワクチン打ってくださいね。とクラスで言っていた」と。
高校でも、先生が保護者に「インフルワクチン打ってください」と。
また
わたしの息子の思春期の態度がすごく、教育委員会の偉い役員(息子の高校同級生ママ)に話したら「病院連れてってるの?お母さんとして、病院連れてった方がいいわよ!精神が波がありすぎる」と言われました。びっくり。
進学校の高校行ったのですが、先生方、保護者、みなさん洗脳されてるような、、偏差値高い大学医学部行ったピュアな生徒が多いです!性格もピュアで優しくて、賢くて、、医学部行き、抗がん剤、お薬、が良い!と学ぶのだろうな。ピュアに信じ、患者様のため、と一生懸命やるのかな、、、
自己治癒力やその他の選択肢はあまり考慮されない。
もちろん病気によっては薬は必要ですが、正しい使い方ではない過剰処方も多いと思います。
お医者さんとよく話し合って、理解してから治療法を決めていくのが良い方法です。
下のウェブサイトに2000年以降に抗がん剤によって亡くなった人の推定数があります。かなりの数のようです。http://pharmadeathclock.com/
私は老人ホームで介護職として活動していますので、薬剤の多剤投与を「実践」しています。そのため転倒して怪我をする入居者さんもいます。やはり、アロパシーのクスリ(と称する)毒物は神経毒性が強いので、脳神経がフラフラになって、意識消失も起こりやすいですね。
先日、知り合いが50才半ば、癌で亡くなりました。医者は信じない、病院には行かないの一点張りで、治療を一切拒否して逝ってしまいました。本人は意思を貫いて満足だったのか、、今頃後悔しているかもしれないです。きっと恐くて、なにを信じていいのかわからなくなってしまったのかなと思っています。
元気な時に、万が一の時のことを考えて、自分に合った代替治療や薬のリスクをよく調べておくとよいかもしれません。癌や難病を宣告された時、誰でも動揺するでしょうし、冷静な判断ができなくなって医師や薬に盲目的にしがみついてしまったりするものですから。
もうひとつ、麻子さんのコメントを読み、福島の原発事故直後の時のことを思い出しました。給食に出される牛乳を子どもに飲ませて心配じゃないのかというインタビューに対して「うちの子だけ飲まなかったらいじめられる。そのほうがこわい」と、母親がいっているのを見て愕然としました。子どもを守るべき学校は体制派、周囲の同調圧力、恐ろしいことです。社会の癌にも気を付けないと。。